20150805_nishioka_k0
[sns] 20150805_nishioka_k0

西岡とズベレフ、注目の10代対決

8月、多々あるATPツアーの大会の中でも、錦織圭ら世界のトップ選手たちが戦うグレード500の大会、シティ・オープンで、日本期待の19歳、西岡良仁が予選を突破。本戦出場を果たしました。 本戦1回戦の相手は、世界ランク96位のアレクサンダー・ズベレフ。 ズベレフは西岡より2学年下の18歳ですが、すでにATPツアーで上位進出を重ねており、今世界が注目している若手選手の一人です。 身長も198センチと大柄。ツアーでも小柄な170センチの西岡とは、約30センチの身長差がある対戦となりました。 しかし、幼い頃からアメリカに渡り、大きな選手との対戦には慣れている西岡。持ち前の粘りで、強敵ズベレフを相手に一歩も引かない、素晴らしいプレーを見せました。 そして、この試合で西岡が披露したセンス溢れるプレーが、ATPの選ぶこの日のベストプレーにも選出されました。

そこを狙うか!?珍しいスーパーショット

ATPが選出した、西岡のスーパープレー映像がこちら。 前後左右にズベレフを振り回した西岡。最後のフィニッシュは、なんと長身ズベレフの・・・。

Original:ATPWorldTour

頭上を打ち抜くロブは、ネット前だと余計に抜きにくくなるのですが、見事に決めてみせた西岡。ズベレフも、まさかここから上はないだろうと思っていたはず、完全に反応が遅れています。 まさに、西岡のセンスが光る一発となりました。 ちなみにこの動画には「"ニシコリ"と読み間違えた」などのコメントがいくつかついており、西岡(Nishioka)を錦織(Nishikori)と勘違いして視聴した外国のテニスファンも多かったようです。 現在、急成長を続ける西岡。「錦織圭」と並んで「西岡良仁」という名前が、日本だけでなく世界中に轟く日もそう遠くないかもしれません。 [sns]