錦織が苦しみながらも初戦突破
4日に行われたシティ・オープン男子シングルス2回戦に、第2シードの世界ランク5位、錦織圭が登場。世界ランク95位のジェームズ・ダックワース(オーストラリア)を相手に、6(8)-7,6-1,6-4のフルセットで勝利して、3回戦進出を果たしました。 再三のブレイクポイントを逃すと、タイブレークの末に第1セットを先取された錦織。しかし第2セット以降は立て直し、1度もサービスブレイクを許さない堅実な試合運びで、粘るダックワースを振り切りました。両者に拍手!ネット際の攻防
強烈なサーブやストロークから、ネットプレーに繋げるのがダックワースのスタイル。対する錦織のリターンやパッシングは、今や世界トップクラス。 伸び盛りのネットプレーヤーと、世界屈指のストローカーが激突した一戦は、前後左右にボールが飛び交う、ハイレベルな攻防が繰り広げられました。 特に素晴らしかったのが、こちらのポイント。 ネットに詰めるダックワースに対して、うまくボディにぶつけた錦織。 しかし、ダックワースは錦織のショットの威力を殺して、ドロップボレーで処理。素晴らしいタッチです。 ここから、ネット際でのハイレベルな駆け引きがスタート...! ポイント後は、ダックワースのナイスプレーを讃える錦織。 真剣勝負の最中でも、錦織はいつも相手のナイスプレーには素直に敬意を表します。 動画がこちら。Original:ATPWorldTour
[sns]