シティ・オープンはATP500の大会ですが、日本選手3人が本戦にエントリーしています。 錦織は1回戦を免除。2回戦で、J・ダックワース(95位)、R・ハリソン(128位)の勝者と対戦となります。ハリソンは錦織と共にIMGアカデミーでテニスを練習した、互いをよく知る間柄のようです。                                             その他の日本選手は、添田豪、西岡良仁が本戦に参加します。 一時期不調でしたが、自身がパワースポットというウィンブルドンの本戦に参加し、調子が上向きな添田豪(114位)。7月末に行われたBB&T アトランタ・オープンでは、A・マナリノ、A・ドルゴポロフといった実力ある選手を破り、ベスト8まで進みました。 その添田豪の対戦相手は、予選から勝ち上がったダリアン・キング(206位)になります。今季・ツアー初出場のバハマの選手です。過去には、ラケットを叩きつけて、線審に当てて、失格になったことがある珍しい選手です。好調の添田にとっては、チャンスがある相手だと思います。                                            そして、西岡良仁(137位)は、予選から勝ち上がって、本戦に出場を決めました。西岡は予選2回戦で、元世界ランク29位のI・ドディグを破っての本戦入りとなっています。 対戦相手はA・ツべレフ(98位)、ドイツの選手です。ツアーではランキング2ケタ台の中堅選手などを破るなど、10勝11敗とまずまずの成績を残しています。西岡にとっては、2歳年下ながら、強敵になります。 西岡は171cmと小柄ながら、闘志あふれるプレー、スピードを活かしたフットワーク、粘りのストロークなど、応援しがいがある選手です。また、錦織と同様に、IMGアカデミーにテニス留学の経験があります。ぜひとも、1回戦突破を期待したいところです。 ちなみに、今季はデルレイビーチでベスト8、全仏OPにも予選を突破して出場しています。