2015/7/27-2015/8/2 ATP・WTA 出場日本人選手結果 2回戦+準々決勝ドロー
ランキングの表記は2015.07.27時点です。
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BB&Tアトランタオープン
ATP250/アメリカ・アトランタ
◆本戦2回戦
○添田豪(114位) 6-2 6-4 ●マンナリノ(第4シード/27位/フランス) ☆初対戦
前週のボゴタで準優勝のマンナリノにストレート勝ち!ATPツアー本戦のタイトルにまた一歩近づきました。
◆準々決勝
添田豪(114位) vs ミュラー(第7シード/52位/ルクセンブルグ) ☆0勝4敗
3年前のアトランタオープンでは日本人選手同士がATPツアー本戦で対戦するという非常に稀なできごとがありました。準々決勝で錦織と対戦した添田は勝利し、準決勝でミュラーと対戦して敗退しベスト4に終わりました。その後は昨年に深センチャレンジャー・台北チャレンジャー・ノッティンガムチャレンジャーで計3度対戦して全て負けています。
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プレジデンツカップ
ATPチャレンジャー$75000/カザフスタン・アスタナ
◆本戦2回戦
●守屋宏紀(第6シード/217位) 1-6 1-6 ○モルチャノフ(333位/ウクライナ) ☆0勝1敗
スコアだけ見ると大敗です。モルチャノフにはランキング順位では測れない何かがあるのか、それとも守屋の調子の浮き沈みの問題だったのか。
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ケンタッキーバンクテニス選手権
ATPチャレンジャー$50000/アメリカ・レキシントン
◆本戦2回戦
○内山靖祟(248位) 6-4 6-2 ●Ze Zhang(222位/中国) ☆0勝1敗
○西岡良仁(第5シード/145位) 6-2 7-6(8) ●Saville(229位/オーストラリア) ☆2勝0敗
2人ともストレートで勝利です!内山の対戦相手は暑さで集中力を欠いていたのか、ミスが非常に目立ちました。きっちり勝利をおさめ、準々決勝進出です。西岡は2セット目の開始直後、雨による中断がありましたが勝ち切りました。
◆準々決勝
○内山靖祟(248位) vs 西岡良仁(第5シード/145位) ☆0勝1敗
さて、日本人同士の対戦になってしまいました。フェデラーは今年の全仏で同国選手のワウリンカと対戦することになったとき「スイス勢が準決勝に進むと考えればいいんじゃないかな」と割と前向きな発言をしていました。また、前週のグランビーチャレンジャーで添田と対戦した江原曰く「カナダまで来てまで日本人と当たらなくても・・・」と。見ている側としてもフェデラーや江原と同じ気持になるのですが、選手側もやはり同じことを考えているんですね。
内山と西岡の対戦ですが1度だけあります。昨年の札幌フューチャーズで西岡は優勝したのですが、決勝の対戦相手が内山でした。それ以来の対戦となります。
■番外
レキシントンでは女子のITFサーキット$50000が同時開催なのですが、その中で「MAMI ADACHI」(足立真美)というあまり見かけない日本人選手の名前を見つけました。公式プロフィールで19歳、コーチの名前が「Fusako Sugiyama」(=杉山芙沙子さん。杉山愛の母親)となっていて、パームインターナショナル(経営者が杉山芙沙子さん)関係の子だと思われます。ノーランカーなのでまだこれからという感じだと思いますが、今後ツアーウォッチングでよく見るようになることを期待します。
シングルスは予選2回戦で敗退したため本戦出場とはなりませんでしたが、ランキングポイントが+1されるため次週のランキングでは順位がつくはずです。またダブルス本戦は穂積と組んで準々決勝敗退となっています。
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続いてWTAです。
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ブラジルテニスカップ
WTAインターナショナル/ブラジル・フロリアノーポリス
◆本戦2回戦
●尾﨑里紗(135位) 1-6 4-6 ○ペレイラ(第4シード/78位/ブラジル) ☆初対戦
妙に圧倒的だなと少し疑問に思ったのですが、ペレイラの1stサーブ確率が試合を通して92%、2セット目に至っては100%(15本中15本)という驚異的な数字をたたき出していました。つまるところ好調だったようです。
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江西女子テニスオープン
WTA125Kシリーズ/中国・南昌
◆本戦2回戦
●加藤未唯(207位) 0-6 2-6 ○LIU Fangzhou(第8シード/174位/中国) ☆0勝3敗
●瀬間詠里花(256位) 2-6 2-6 ○WANG Yafan(第7シード/137位/中国) ☆初対戦
●波形純理(194位) 2-6 7-6(10) 6-7(1) ○LU Jia-Jing(253位/中国) ☆初対戦
瀬間の敗退により日本選手は全滅。瀬間の試合はライブストリーミングで途切れながら見ていましたが、ファーストサーブが入っても相手が崩れにくくポイントにつなげていけずサービスキープに苦しみ、ストローク戦ではオープンスペースを作るものの次のオープンコートへのショットが拾われたり、丁寧にいきすぎて球威・球速が足りなくてラリーをつなげられてしまったりと瀬間のペースに持って行くことが難しかったようです。