サスペンデッドの準決勝、ジョコビッチVSマレーが行われました。 二人の過去の対戦成績は18勝8敗でジョコビッチがリード。今季に限ってみれば、ジョコビッチが3勝0敗としていました。ちなみに二人とも、1987年生まれと同い年でもあります。                                             試合の方は、6-3、6-3で2セット先取したジョコビッチが優位に進めます。しかし、今季はクレーコートで15連勝しているマレーが、強さを発揮して7-5、7-5で2セットを奪い返します。激しいラリーの応酬などもあり、熱戦となりました。 ファイナルセットは勢いづいたマレーが優位かと思われましたが、ジョコビッチが6-1と、圧倒的に強い今季のプレーを見せました。このファイナルセットは、マレーに1度もブレークチャンスを与えませんでした。 これで、ジョコビッチは連勝が28となりました。そして、生涯グランドスラムに王手もかけています。 今のジョコビッチを見ていれば、生涯グランドスラムに値するプレーを見せています。6歳の時に、サンプラスのプレーを見て、優勝を誓ったというジョコビッチですが、さらなる偉大な記録への挑戦となります。しかし、そのプレッシャーが試合にどう影響を与えるのかが注目となります。                                           決勝戦は、ジョコビッチVSワウリンカとなりました。ワウリンカは今季、好不調の波がありますが、全豪OPでは準決勝進出、全仏OPでは決勝進出と、四大大会で結果を出しています。 ちなみに、今季、ジョコビッチから2セットを奪っている選手というのは、四大大会だと2人だけで、ワウリンカは全豪OPの準決勝で2セットを奪っています(6-7、6-3、6-4、4-6、6-0)。もう一人は、アンディ・マレーで、今回の全仏OP準決勝で2セットを取るも、敗れました(3セットマッチの大会で見てみると、2セット取ってジョコビッチに勝利しているのは、フェデラーなど2人だけです)。 今季39勝2敗と、とにかく強いジョコビッチですが、ワウリンカが止めることができるのか、決勝戦は本日6月7日の夜に行われる予定です。                                                                                      byあかつき18号(あかつきスポーツ☆18ニュースを書いています)