今夜、錦織圭の真価が問われる。
4回戦が終わりました。
ここからが本番、とでも言いたげなメンバーばかりが残っています!
(1)ジョコビッチ - (6)ナダル
(3)マレー - (7)フェレール
(5)錦織 - (14)ツォンガ
(2)フェデラー - (8)バブリンカ
惜しくもベルディヒ選手の脱落でコンプリートはなりませんでしたが、波乱が多いといわれる全仏で、この上位陣の磐石ぶりはすさまじいですね…
それだけ力が飛びぬけている証なのでしょう。
一桁シードが2人しか残っていない女子とはえらい違いです。
しかし、この8人を年齢で見てみると、また違った側面が見えてきます。
上から、
フェレール 33
フェデラー 33
バブリンカ 30
ツォンガ 30
(ベルディヒ 29)
ナダル 29
マレー 28
ジョコビッチ 28
錦織 25
道具とトレーニングの進化でスポーツ選手の寿命が伸びているとはいえ、ちょっと異常な状態ではないでしょうか?
おそらく、今の男子テニス界では、トップ選手のピークは20代後半に来るのでしょう。
それにしても半分を30代が占め、20代前半が一人もいないとは、いささか不健全な気もします…
現状は、飽和状態と言っていいかもしれません。
そして、この状態は長くは続かないはずです…
いずれ来るbig4時代の終焉、その時錦織選手がどの位置にいるか?
次の世代の旗頭として、まさに今、big4が元気なうちに彼らに勝っておかなければいけないと思います。
となると、今大会の優勝はもはや使命かもしれません…
まずはツォンガ選手を攻略し、準決勝でフェデラー選手、決勝でジョコビッチ選手を撃破するようなことになれば、誰もが世代交代のbig waveを感じることでしょう。
ベスト8の中で、最年少という位置はまぎれもなくアドバンテージだと思います。
追い風にのって、大波を起こせるか?
ここからが、錦織選手の真価が問われるステージになります!