こんばんは。本当は昨日の記事に書いて良かったのですが、付け忘れてしまったので新たな記事を投稿する事にしました。 昨年の全仏ポイントを失効させたあとの順位変化についてのお話です。まずはこちらを見てみましょう! 黒字は現在のポイント、赤字はラオニッチを抜かす為に必要なポイント、青字は3位になるためのポイントを表しています。 まずは6位争いからについてのお話です。ラオニッチが今回全仏を欠場した関係で7位以降の選手にラオニッチを抜かすチャンスが出来ました。今日の1回戦の調子の良さからしてもフェレールのベスト8は固いと思うので、おそらくフェレールはラオニッチを抜いてくると思います。 その他ワウリンカはベスト4、チリッチは準優勝、ディミトロフ、ナダルは優勝時にラオニッチを抜かすことが可能です。 と、軽く言ってますがナダルは失効後なんと11位まで下がっています。全仏優勝のポイントが大きかったのでそれまでに稼ぎたかったのですが、優勝することができなかったり、早期敗退もあった関係でこういう状況になってしまいました。ナダルは準優勝でも暫定8位のワウリンカを抜くことができません。 というかジョコビッチを準々決勝で倒す事が出来たらその勢いで優勝しそうな気がするので、ベスト8か優勝のどちらかになりそうな予感はしています。ナダルはベスト8止まりだとポイントは2000p台まで減ってしまいます。これ以上ポイントを減らさない為にもなんとしてでも勝ち進めなければいけません・・!ナダルがどこまでやってくれるのか、1回戦の状態を見ればまずはわかるでしょう! さてそして3位争いですが、マレー、錦織、ベルディヒにチャンスがあります。錦織は現時点では準優勝でもキャリアハイの3位の可能性がありますが、マレーが早期敗退するのは考えにくいので、3位になるには優勝が条件と思っていいでしょう。ベルディヒも優勝で同じくキャリアハイの3位になる可能性があります。マレーは準優勝で3位キープ確定です。 また4位争いに関しては、錦織は準々決勝でベルディヒに勝つことができれば4位の可能性が高くなります。確定ではないのはフェレール優勝の場合のみ抜かれるからです。 逆にベルディヒも錦織に勝つと4位キープの可能性が出てきます。こちらもフェレール、もしくはワウリンカ優勝時に抜かれるので確定とまではいきません。因みに錦織が2回戦敗退の場合でもベルディヒは4位復帰には準決勝まで勝ち進むことが必要です。 まあ簡単に言ってしまえば錦織VSベルディヒの勝った方が4位になる可能性が高いと考えればいいでしょう。 さてさてチリッチも2回戦進出を決め、上位シードの選手は順当に勝ち進んでいます。いよいよジョコビッチ、ナダルがこの後登場です。どんな試合を見せてくれるでしょうか!