今回の抽選は日本勢が固まっていたので、昨日と今日で5選手の試合がすべて消化されています。錦織はフランスのマチューに勝利しましたが、残念ながら他の4人はそろって敗戦となりました。それぞれの相手を見るとトップ50の実力者ばかりなので、勝利は難しいのは予想されましたが、1セットでもとって、食い下がってほしかったなという気持ちもあります。                                            日本勢の結果 錦織3-0勝利VSポール=アンリ・マチュー(123位) 添田豪0-3敗北VSフィリップ・コールシュライバー(23位) 伊藤竜馬0-3敗北VSファビオ・フォニーニ(29位) 西岡良仁0-3VSトマシュ・ベルディヒ(4位) ダニエル太郎0-3VSフェルナンド・ベルダスコ(35位)                                              それぞれの選手が個性やテーマがあるので、全員にがんばってもらいたいのですが、特に若手の西岡、ダニエル太郎にはこれから期待したいですね。西岡は171㎝と小柄ですが、気持ちが強い選手ですし、ダニエル太郎はハーフだけあって、190㎝と日本勢では恵まれた身体をしています。太郎はフェレールと練習したり、錦織と食事に行ったりと、トップ選手と触れ合う機会もありますし、何よりテニスを優先に考えている姿勢があるので、これからが楽しみな選手です。この経験を生かして、次につなげてほしいですね。                                           日本勢で唯一勝ち上がった錦織は、2回戦でブラジルのトーマス・ベルッチと対戦です。ベルッチはハードコートの勝率は.382ですが、クレーコートは.595と高いです。また、直近のジュネーブOPで優勝して勢いもあるので、警戒が必要な相手ですね。また、過去には1度だけ、2007年に錦織とベルーチは、チャレンジャーで対戦しています。その時は錦織が、3-6、6-3、3-6で敗北しています。それから、時がだいぶ経っているので、あまり参考にならないかもしれませんが、久しぶりの対戦はどのような試合展開になるのか、興味深い対戦になりそうです。ちなみに、女子の方は奈良くるみ、土居美咲が1回戦を突破しています。                                           byあかつき18号(あかつきスポーツ☆18ニュースを書いています)