全仏オープンのドローが出ました。(出遅れました)  先日、自分のドロー予想を基に全仏の予想をアップしたのですが、不評!(ドローが決まる前にやってもあまり意味がないのでは?妄想じゃない?)、又その不評への支持も沢山あり、若干初の洗礼?的な、新鮮な感覚に浸っていたのですが、今日、ドローの発表がありましたので、確定ドローを基に改めて予想してみます。色々な方の予想も、是非読ませて頂ければと、楽しみにしています。  ラオニッチは欠場になりましたね。でも、今回のロス360ポイントありますが、やはり一番可能性のありそうなウィンブルドンに対し万全の準備をする事が、同選手にとってベストではないでしょうか。  でも、その影響を受けてか、ナダルがジョコビッチの山に入りました。ラオニッチ欠場でナダルが第6シードになればジョコビッチとは当たりにくくなるのかと思っていましたが、違いました。 これは大きな出来事ですね。ナダルにとっても、全仏初優勝を狙うジョコビッチにとっても、大変な事になりました。やはり、ローランギャロスのナダルの強さはジョコビッチ達が一番肌で感じているでしょうからね。  では、下記が私の予想です。 【ドロー】( )内は、ベスト8に食い込んで来るかも、と思う選手。 <トップハーフ> 第1シード ジョコビッチ 第6シード ナダル(デミトロフ) 第3シード マレー(キルギオス・イスナー) 第7シード フェレール <アンダーハーフ> 第4シード ベルディヒ(ツォンガ) 第5シード 錦織 第2シード フェデラー(モンフィス) 第8シード ワウリンカ 【準々決勝の予想】 ×ジョコビッチ ○ナダル ○マレー ×フェレール ×ベルディヒ  ○錦織 ○フェデラー ×ワウリンカ 【準決勝の予想】 ×マレー ○ナダル ×フェデラー ○錦織 【決勝】 錦織 圭 VS ラファエル ナダル  既に、希望予想になってしまっていますが、決して現実になってもおかしくないと思います。特に錦織選手がベルダスコやF.ロペスに続いて、ベルディヒ、フェデラーを倒して決勝進出というのは十分にあり得ると思います。ベルディヒにもフェデラーにも勝つ可能性が高いサーフェスと言えば、やはりクレーだと思います。そういう意味で、今回のドローは、錦織選手にはとても有利ではないでしょうか、クレーの大会でナダル、ジョコビッチ、マレーが別の山にいる訳ですから。  現実的に苦しい予想と言わざるを得ないのは、準々決勝でナダルがジョコビッチに勝利する事でしょうね。今回、ジョコビッチの全仏に対する入れ込み方は尋常じゃない感じがしますし、最近の現実離れした強さも。逆にナダルは結果もそうですし、弱気な発言を聞く事もあります。でも、先日「ここは特別。この大会で成長を遂げ、アスリートとして転機を迎えた。ここパリで10年前に僕は変わった。」と言っていました。彼にとって特別なローランギャロスで、強靭な精神力を持って復活して欲しい。全仏の決勝で錦織対ナダルを観たい!もう、予想じゃありません、願望です。  錦織選手のGSタイトルについてですが、昨年のUSオープンでジョコビッチに勝ち、決勝の相手がチリッチという所で、ほぼ手中にしたかに思われた直後、逃しました。あんな事があってから2年、3年と空けずに、今年獲ってもらいたいですね。昨年のUSでの活躍は勿論の事、最近のクレーでの好成績、昨年はマドリード決勝で、故障がなければナダルに勝ちそうな所まで行っていましたよね。そんな印象が残っているせいでしょうが、錦織選手にとって、全仏・USが最も可能性のある大会だと思います。今回のドローといい、まさにその時が来た!!という感じですね。ただ、ちょっと気になるのは、錦織選手が体調も良く万全。自信あり。こんな記事を見ると、大丈夫かな?と少し不安になるのは私だけでしょうか。まぁ、でも、きっとやってくれるでしょう!  以下は、暇だったら読んでください。  第1シードの山はジョコビッチに何かがあるとは思えません。18歳コッキナキス(豪)が、今後、急上昇して行きそうな感じですが、波乱にはならないと思います。  第6シード、デミトロフが良く解りません。ワウリンカに2度勝ったり、すぐに負けたり、読めません。後ここは、アルマグロ、ドルゴポロフ(今年調子を戻している)、マナリノ、ロブレド、J.ソック、コリッチ、クエリ―等、ナダルにとっても容易くないでしょうね。でも勝ちあがります。  第3シード、19歳キルギオス(豪)、今年調子が上がっているイスナー、マレーも骨が折れますね。後半に疲れを残さない様に頑張ってほしいです。それにしても、オーストラリアは活きのいい若手が出て来ていますね。  第7シード、フェレールは今年、くじ運が凄くいいと思うのですが、私だけでしょうか。堅く上がってきますね。対抗が今のチリッチは、ラッキーです。  第4シード、ツォンガがどれくらい復調しているか良く読めないですね、久しぶりに出てきてモンフィスと互角の試合をしていたと思いましたし、ベルディヒともそこそこの試合をしていたと思いますが、チリッチに負けたり。分かりにくいですが、状態によっては、ベルディヒにも簡単な相手ではない筈です。もし勝ちあがると、準々決勝で錦織選手と当たります。後、クレー巧者のフォニーニ。バルセロナでナダルには勝っていますが、最近は以前ほどクレーでの強さを発揮出来ていないように感じますね。  第5シード、前文。頑張れ!  第2シード、モンフィスが復活して以降、今はかなりいい状態じゃないですか。本当にこの人のゲームは大好きです。アイデアや技が冴え渡った時はフェデラーも大変だと思います。  第8シード、ジル・シモン、グルビスは上がって来れないと思います。しかし、ワウリンカは変な所でずっこけそうな雰囲気がありますねー。  いつも以上に、興奮しているようです。  調子がいいようですから、色気を出さず、余計な事は考えず、自分自身に集中して、黙々とプレーしてほしいと思います。錦織選手の準々決勝では、この大会の風が吹き始め、決勝の頃には大興奮の嵐に包まれている事を願っています。