初めまして。私はひょんなことから中国上海でテニスコーチをしています。 これから、テニスについてわかる範囲内で、記事を作っていきたいと思います。 中国テニスの現状 中国といえば李娜でしたが引退したことにより、目立つ選手がいなくなりました。 それほど、李娜の存在は大きかったのです。(ちなみに、李娜の名前がついたビルがあります) もともと男子は印象が薄く、女子では二番手につけているのが彭帥ですがダブルスのスペシャリスト。 現状は何ともいえない…。という感想ですが、これからは、中国は人気も実力も盛り返していくのではないかと感じます。 その理由として、中国が裕福になったからです。平均月収は6000元ぐらいと前よりも上昇していて、テニス人口も増えています。 裕福な家庭でしかできなかったテニスが日常的に行えるようになりつつあります。(まだ差はあるが) 健康のために、始めた人に火がつき、毎週のように息子にコーチを雇いプライベートレッスンをさせている人を見ます。 ちょっとしたきっかけが大切ですね。 そして、中国の企業のロゴを世界で行われているマスターズの試合を見たことはありませんか? 日本の企業のロゴはなかなかお目にかかれなくなりました。日本では企業が援助してくれるところは少ないですが、中国では結構あります。 その理由として、世界に市場を広げようとしている企業にとってテニスは名前を知ってもらういい機会です。 テニスはお金になる。そう感じた中国企業は、いろいろな方法にでました。バトミントン服や卓球の服で有名はリーニンがマリン・チリッチ選手と契約しています。そして、USオープン優勝! 中国ではさほど売れていませんが、世界に存在を知らしめることができたのではないかと思います。 裕福な家庭、裕福な企業が増えたことにより、プロを目指す選手・プロ選手は世界に羽ばたいています。 もともとのシステムは、 テニスの才能がある子はその地元のクラブチームにスカウトされ、市や省にあるクラブチームにスカウトされ、国の代表になっていくのが主流でした。そういう人たちは国がお金の援助してくれます。 ですが、裕福になり中国政府の援助がなければ、できなかった海外遠征も企業の援助で回れるようになり、スカウトされていなくても、中国国内にある外国系のテニスアカデミーやアメリカのテニスアカデミーに行く人が増えています。 今まさに、中国国内では、テニスの扉がどんどん開いています。 以上のことから、テニスが強くなるチャンスがたくさんあると感じています。もしかしたら、このチャンスをつかんでスターになれる選手が出るのも時間の問題かもしれませんね。 幼稚な内容でしたが、お読みいただきありがとうございました。