こんばんは。マドリード準々決勝進出者、8人が出そろいました。 錦織はバルセロナで対戦したばかりのアグートと3回戦で激突しました。2勝してるものの、いずれもフルセットで勝利していたので、今回はどうなるかなと思いましたが、初めてストレートでアグートを下しました。 錦織のSFMとなった第2セット第9ゲームでアグートにBP握られたりなど多少ひやひやする場面はありましたが、全体的に錦織のペースで試合を進めることができました。逆にアグートは第2セット第8ゲームでBPを防ぎきれず、中々勢いには乗れませんでした。 バックハンドのUEが少し多かったような気もしますが、それは次までに直してくることを期待したいですね。 それでは準々決勝のカードを見てみましょう! ☆ナダルVSディミトロフ 対戦成績:ナダル5勝 ディミトロフ0勝 ナダルはマドリードに入ってから安定した戦いができています。一方ディミトロフはワウリンカを下してベスト8まで勝ちあがってきました。ワウリンカはディミトロフに今季連敗となってしまいました・・。 過去ディミトロフは1度も勝てていませんが、ナダルの調子次第ではもしかしたら・・はあるかもしれませんね。ただ、ナダルらしさも見え始めているので、ナダルがさくっと勝つ可能性もあります。 ☆ベルディヒVSイズナー 対戦成績:ベルディヒ6勝 イズナー2勝 ベルディヒはマドリードでもベスト8に残りました。今季出場した大会全てベスト8以上の記録を今回も更新することに成功しています。本当に素晴らしいですね。また対11位以下に関しても今季未だ無敗です。 そんなベルディヒの相手はイズナー。イズナーはフェデラーを破ったキリオスを下して勝ちあがりました。キリオス戦ではサービスエース20本、ウィナーも53本も出しました。イズナーのサーブの調子が良いと中々ブレークするのは難しいと思うので、ベルディヒとしてはまず自分のサービスゲームをしっかりキープすることに集中していきたいですね。 ☆マレーVSラオニッチ 対戦成績:マレー2勝 ラオニッチ3勝 意外かもしれませんが、実はラオニッチが勝ち越しています。クレーでの対戦は1度だけ。そのときはラオニッチが勝利しました。マレーはクレーが少し苦手と言われていますが、ミュンヘンで優勝した勢いそのまま、このマドリードで疲労を感じさせない素晴らしい戦いをしています。 夜中まで試合したり・・マレーもかなり辛いはずなんですが・・、流石BIG4ですね。 マレーもラオニッチのサーブの調子が良いと中々厳しい戦いになるのではと思います。ベルディヒと同じくマレーとしてはまず、自分のサービスゲームに集中したいところです。 ☆錦織VSフェレール 対戦成績:錦織7勝 フェレール4勝 錦織はフェレールとの対戦になりました。これで今季3回目。クレーでの対戦は去年のマドリードで、そのときはフルセットで錦織が勝利しました。ただかなりの接戦でした。 今季フェレールはかなり充実していますので、今回もおそらく勝ったとしても接戦になるのではないかと思います。フェレールとの対戦はタフになりやすいため、疲労も蓄積してきますのでやはり怪我には気をつけたいところですね。 連続して地元の選手と戦うので大変ですが、バルセロナのときを思い出して集中してプレーしてほしいですね! 女子では準決勝でシャラポワとセリーナが敗れる波乱がありました。セリーナは今季初めての敗戦となり、27連勝でストップしました。とはいっても勝率は96%超えですからジョコビッチを越える驚異の数字です。アザレンカとの試合でかなり疲れたと思いますし、その疲労が今になってきたのかもしれませんね。ゆっくり休んでほしいです! ところで、まだマドリードの試合が続く中今日深夜1:30頃~ローマのドロー発表があります。まだマドリードが終わってないので、なんか実感湧かない感じがありますが・・