好調ロペスとマレーが激突
19日、BNPパリバ・オープン男子シングルスの準々決勝が行われ、4回戦で錦織圭を下した、世界ランク12位のフェリシアーノ・ロペス(スペイン)と、同ランク4位のアンディ・マレー(イギリス)が激突しました。
現在33歳のロペスは、ツアーではベテランの域に入りますが、今月に自己最高位の世界ランク12位を記録。新世代を代表する選手、世界ランク5位の錦織をも破るなど、まだまだ進化を続けています。
対するマレーも、今季最初のグランドスラム、全豪オープンで準優勝を果たし、一時はトップ10外にまで落ちていたランキングも、約1年ぶりに4位まで復帰。
共に勢いのある選手同士、互いに持ち味を出し合った、見応え十分の一戦となりました。マレーを打ち抜くロペスの変則ショット
試合の鍵は、世界屈指の守備力を誇るマレーを、ロペスがいかにして打ち崩すか。マレーを相手にした際は、多少リスクを負った攻撃も必要となってきます。
こちらのポイントでは、マレーを左右に揺さぶったのち、マレーが戻りきる前に、早いタイミングでオープンコートに展開。
フォームなんて関係無し！明らかに無理をして打っています！Original:tennisvideo
さらにこちらのポイントでは、マレーの素晴らしいリターンに体勢を崩されながらも、守るのではなくオープンコートに返球。 ボレーやスライスなど、タッチ系のショットを得意とするロペスだからこそできる、スーパープレーです。Original:ATPWorldTour
マレーが勝利して記録を樹立
photo:Carine06
