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日本が2勝3敗でカナダに惜敗

20150309_soeda_k1 6日から8日にかけて行われる、国別対抗戦デビスカップ、ワールドグループ1回戦の全日程が終了。 2日目が終わって1勝2敗と、カナダに王手をかけられていた日本ですが、第1試合で錦織圭ミロシュ・ラオニッチとのエース対決を、3-6,6-3,6-4,2-6,6-4のフルセットの末に制して、逆転に望みを繋ぎました。 しかし迎えた最終試合で、添田豪ヴァセク・ポスピシルに5-7,3-6,4-6のストレートで敗退。日本は惜しくも、ワールドグループ1回戦敗退となりました。 勝利したカナダは7月に行われる準々決勝で、昨年度覇者のスイスを下したベルギーと対戦。一方、敗れた日本はワールドグループ残留をかけて、9月に行われるプレーオフに回ります。

添田・内山のダブルスは大接戦に

20150309_uchiyama_k2 この一戦の中から、大激戦となった2日目のダブルスのハイライト映像をご紹介。 日本は伸び盛りの22歳、内山靖崇と、経験豊富な30歳の添田が組んで出場。対するカナダは、ダブルスの元世界ランク1位、ダニエル・ネスターと、シングルス、ダブルス共にツアーレベルで戦うポスピシルの強豪ペアを起用してきました。 実績的には格上のカナダペアを、あと一歩まで追いつめた日本ペア。添田の鋭いストロークや、内山のガッツ溢れるプレーに注目です。

Original:OfficialDavisCup

エースとして2勝を挙げた錦織

20141028_nishikori_k1 photo:angelicalbite

今回、アウェイの環境でも臆することなく力を発揮し、2勝を挙げた錦織の強さは、間違いなく世界トップ5選手のもので、ワールドグループでも十分にエースとして戦えることを証明しました。 しかし、ワールドグループで勝ち進むチームには、エース格の選手と別に、世界トップ50クラスの選手や、ダブルスのスペシャリストがいることがほとんど。 昨年覇者のスイスは、世界ランク2位のロジャー・フェデラーと、同ランク4位のスタニスラス・ワウリンカがチームを牽引し、準優勝のフランスも、決勝に選出された4人全員が世界ランク30位以内の選手と、圧倒的な層の厚さを誇りました。 錦織だけでなく、伊藤竜馬や添田もトップ100に入っており、ダブルスで実績を残している内山がいる今の日本は、近年では最強戦力であることに間違い無し。錦織に続く選手たちが、もうワンランク上のステージに進んだ時、チームは更なる飛躍を遂げます。 [sns]