引退説 引退といえば、レイトン・ヒューイットがそろそろなんじゃないかと。 はあーーーー。悲しいな。でも、レイトンのテニス解説はすごい評判が良いと思うな。 彼の「目」の良さは2002年に実証済みです。 当時アルベルト・コスタがキャリアの中で最も良いテニスをしていたのを見抜いて、 「彼は優勝するかもしれないね。」と予測していましたから。 (実際優勝しました) 実況の柳さんも「彼のテニスは不器用だけど、見る目はすごいんですよね。」と 仰ってました。全くその通りです。 錦織圭に足りないもの① 錦織圭の休みの使い方を見て、オージーオープンはきついな。と思いました。 別に批判しているわけじゃありません。 ただ、ずっと続けていくとマンネリ化するね。 今、彼に必要なのは「技」です。 縦の幅ではなく、横の幅。 「型」ではなく、「技」が彼のこれからの飛躍に欠かせないものであると断言することができます。 なぜ断言できるのかというと、僕が15年間見てきた「経験」があるからです。 間違いなく「技」の習得をするべきだと思います。 「技」とは一発でポイントに繋がるショットでありながら組み合わせに成りうるショットの事です。 では行きます。 ①ドロップボレー(技) 間違いなく、これを学ぶべきです。 レイトン・ヒューイットのドロップボレーは秀逸で、彼の「型」になっています。 これがあるとかなり違います。 サーブ&ボレーか、ストロークかで相手は読まないといけませんが、 さらに普通にボレーをされるか、ドロップボレーをされるかでまた悩まされる事になるからです。 錦織圭に足りないもの② ②サーブ&ドロップボレー(型) このスキルを徹底すべきです。 これが入るだけで相手は混乱します。 ③サーブ&ボレー(型) この「型」を徹底すれば、新しいスタイルが出来上がります。 これがきっちり機能していることでドロップボレーが有効に機能します。 ④スマッシュ(技) もう弱点がバレてますね。ワリランカ戦でも如実に出てましたし、これからの対戦相手はここを付いてくるでしょう。 そして、たとえ、サーブ&ボレーのスタイルが機能したとしてもここが疎かだと全てが水の泡。 バックステップとスマッシュの組み合わせをもっと研究して取り入れないといけません。 ネットに着いても「怖くない」ってのが一番良くないです。 今後のテニス界の流れ さすがにマレーとフェデラーはよくわかってますね。 特にマレーはオージーオープンで結果を残すことができたのは「よく考えて行動した」からだと思います。 アメリー・モレスモーをコーチに取り入れ、練習を繰り返した成果がこんなに早く出るとは思いませんでした。 マレーはいつも新しいことを取り入れて結果を出せる優れた選手です。 とにかく「頭が良い」です。 しかし、ガッツやファイティングスピリッツが足りないのは、「頭が良い」所以でもありますね。 スタイルの問題なのでこれからは何かしらの(イワン・レンドル的な)代替案が必要だと思います。 流れに話を戻すと、これからはサーブ&ボレーを取り入れた『攻撃的なオールラウンダー』が台頭するでしょう。 これは必然の流れで、top30でのストロークの差はほとんどなくなりました。 ということは、 より攻撃的なプレーをした者が『選ばれる』ことになります。 そのためにサーブ&ボレーを学ぶのは必然だといえるでしょう。 錦織はこのスキルを残さないと置いていかれる可能性が非常に高いです。 2013年から練習に取り組んでいるフェデラーとマレーは結果が出始めていますね。 今後の彼らをワクワクしながら見れそうです。