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錦織がストレートで初戦突破

20150225_nishikori_k1 photo:Shinya Suzuki

24日に行われたアビエルト・メキシコ・テルセルの男子シングルス1回戦で、大会第1シード、世界ランク5位の錦織圭が、同ランク92位のアレハンドロ・ゴンザレス(コロンビア)に6-3,7-5のストレートで勝利して、初戦突破を果たしました。 第1セットを先取した錦織。第2セットも先行して、5-3でサービングフォーザマッチを迎えますが、ここでブレイクバックを許すと、続くゴンザレスのサービスゲームでも、3度のマッチポイントを凌がれて、追いつかれる展開に。 第12ゲームをブレイクして、なんとかストレートでの勝利となりましたが、強風の中の初戦という、難しい試合となりました。 勝利した錦織は2回戦で、世界ランク61位のルー・イェンスン(台湾)と対戦。錦織とイェンスンは、2011年の全仏オープン1回戦以来の対戦となり、前回の対戦では錦織がストレートで勝利しています。

アジアが誇る、鉄壁のストローカー

20150225_yenhsun_k1 photo:Edwin Martinez

イェンスンのプレースタイルは、フォア、バックともに隙のないストローカー。安定してラリーを続けつつ、チャンスとみるや自分から展開していく攻撃力も持ち合わせています。 また、ラリーの中でのイェンスンは、どんなボールにも食らいついて、気迫溢れる粘りを見せるため、一気に流れを引き寄せる怖さを持った選手でもあります。 これぞイェンスンといった、粘りからの見事なカウンターショットがこちら。

Original:ATPWorldTour

今大会のサーフェスは遅く、共に安定感抜群のストローカー同士、長いラリー戦が予想されます。 [sns]