ブラジルのリオデジャネイロで行われているATP500大会。リオのカーニバルと時期が被っていたり、ナダルが初代優勝者として2年連続参戦していたりという要素のおかげで現地では大いに盛り上がりを見せています。この大会は男女共催で、昼間にエラーニなどが参戦している女子をやって午後3時ぐらいから男子の試合が始まるというスケジューリング。その日も最高気温36度を記録した天候を考えれば遅い試合時間自体は歓迎なのですが…  夕方4時、準々決勝の1試合目に登場したのはフェレール。この日はアルゼンチンのモナコとの対戦でした。自らあまり調子はよくないと語っているフェレールは順調に第1セットを取り第2セットも先にブレイクしたものの、そこから崩れて逆にセットオールに追いつかれてしまいました。だが自分を鼓舞しながら戦い最終セットを制したフェレールが2時間を越える戦いを制してまずは準決勝進出。  第2試合に登場したのはWCで参戦した地元ブラジルのソウザ。ハイダーマウアーとのノーシード対決はこちらも大熱戦となりフルセット、2時間20分を越える戦いとなりました。ハイダーマウアーが勝利を収めたとき、既に現地時間で夜の9時過ぎになっていました。この時点で既にスケジュール押しまくりです。しかしまだ試合が残っています。  第3試合には第4シードのフォニーニが登場しました。フォニーニの相手はアルゼンチンのデルボニス。フォニーニは順調に第1セットを奪い、第2セットもタイブレークで3度のMPを握ったのですが…結局タイブレーク10-12という熱戦の末このセットを落としてしまいました。  試合はもつれにもつれました。最終セットが再びタイブレークにもつれ込むとフォニーニが5度もMPを握りましたがその度に凌がれて追いつかれます。試合終盤のフォニーニは完全に体力を使い果たしているように見えましたが、それでもなんとか耐え切り通算9回目のMPをものにして勝利を収めました。6-4,6-7(10),7-6(9)という凄いスコアになった試合は試合時間なんと3時間12分!現地は既に日付が変わってしまいました。でもまだあと1試合残っています。 VAMOSSSSSSSSSSSSSSS