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錦織がクライチェックとの接戦を制す

20150214_nishikori_k0 14日に行われたメンフィス・オープン男子シングルス準々決勝で、史上初の大会3連覇を狙う、世界ランク5位の錦織圭は、同ランク156位のオースティン・クライチェック(アメリカ)に4-6,6-3,6-4のフルセットで勝利し、準決勝進出を果たしました。 同じIMGアカデミーの出身で、年齢も近い錦織とクライチェックは、お互いに手の内を知り尽くした相手。 サウスポーから繰り出される、クライチェックの独特な攻撃テニスに苦戦した錦織は第1セットを落としますが、最後は自力の差を見せつけ、逆転で勝利を収めました。

ビッグサーバー・クエリーと対戦

20150214_querry_k1 photo:Shekhar Krishnan

勝利した錦織は、準々決勝でジョン・アイズナー(アメリカ)とのビッグサーバー対決を制した、世界ランク41位のサム・クエリー(アメリカ)と対戦します。 クエリーは198センチの長身から繰り出す、高速サーブが最大の武器。今大会はここまでの3試合で、1度しかサービスブレイクされていません。 錦織とクエリーは過去5戦して、錦織の2勝3敗。直近の対戦は昨年のシティ・オープンで、フルセットの末に錦織が勝利しています。 その試合で錦織が見せた、スーパープレーがこちら。

Original:ATPWorldTour

球足が速いと言われる今大会のコートで、クエリーのようなビッグサーバーは怖い存在。 更に錦織のここまでの2試合は、世界ランク100位台の選手との対戦でしたが、クエリーはツアーレベルの大会を主戦場とする、トップ50の選手で、実績も実力も跳ね上がります。 この準決勝が、3連覇を目指す錦織にとって、ひとつの山場となりそうです。 [sns]