フェデラーが全豪で残した爪痕
2015年シーズン最初の四大大会となる全豪オープンは、大会第1シードのノバク・ジョコビッチが、圧巻の強さを見せつけて優勝。同大会5度目のタイトル獲得を果たしました。
また、今大会で準々決勝に進出した8人中7人が第1〜8シードの選手となるなど、上位選手が安定して勝ち上がった大会でもありました。
そんな中、トップシードで唯一準々決勝に残れなかったのが、第2シードのロジャー・フェデラー。同大会で過去4度の優勝を誇るフェデラーですが、今年は世界ランク46位のアンドレアス・セッピに敗れ、14年ぶりに3回戦で姿を消しました。
今回は、早期に大会を去ったため、あまり見ることの出来なかったフェデラーの試合の中から、厳選したスーパープレーをご紹介。敗れはしたものの、世界最高峰のテクニックを持って、しっかりと大会に爪痕を残しています！テクニック見せつけたまた抜きショット
まずは3回戦、セッピとの一戦で見せたまた抜きショット！
深くて難しいボールですが、的確に面を作ってコントロールしています。
動画がこちら。Original:Australian Open TV
コートの外から高速ポール回し
続いて1回戦、ルー・エンスンとの試合で見せた、ポール回し！
コートの外に追い出されながら、ボールパーソンとポールの間の、絶妙な隙間を打ち抜くフェデラー。ボールは物凄いスピードで、ライン上に突き刺さっています！
動画がこちら。Original:Fed RFMaestro
絶対取れない、逆回転ドロップショット
最後は2回戦、シモーネ・ボレッリとの試合で見せた、逆回転のドロップショット！
ネットに戻るように、やや斜め後ろにバウンドしていくこのショットは、分かっていても絶対に取れません...。
動画がこちら。Original:Ventaja Tenis
結果こそ早期敗退となってしまったものの、「史上最高のテニス選手」と呼ばれるに相応しいプレーを随所に披露したフェデラー。技術は全く衰えを見せておらず、33歳となって迎える今シーズンも、まだまだ活躍に期待が高まります。
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