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ディミトロフとバグダティスが大熱戦
photo:mirsasha
23日に行われた全豪オープン男子シングルス3回戦で、世界ランク11位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が、同ランク78位のマルコス・バグダティス(キプロス)を、4-6,6-3,3-6,6-3,6-3の大激戦の末に下し、4回戦進出を果たしました。
今大会の第10シードで、錦織圭らと共に、新世代のスタープレーヤーとして期待されるディミトロフ。
2006年に同大会で準優勝の経験を持つ、バグダティスの闘志溢れるプレーに苦戦しましたが、最後は押し切って、3時間半近い激闘を制しました。
バグダティスが見せた勝ちへの執念
ディミトロフは、昨季に飛躍を果たした伸び盛りの23歳。
対するバグダティスは、29歳。20歳で全豪オープン準優勝、世界ランクトップ10入りなどを経験しながら、故障や不調に悩まされることも多く、酸いも甘いも噛み分けた選手です。
大胆な攻めを見せるディミトロフに対し、そう簡単には勝たせないぞと言わんばかりの、バグダティスの気持ち溢れるプレーは、スコア以上に会場を盛り上げました。
この試合のスーパープレーがこちら。
オープンコートに攻め続けるディミトロフに対して、バグダティスはどこまでも走って、必死に食い下がります！
Original:TENNIS HD2
ディミトロフは絶好調のマレーと激突
photo:Marianne Bevis
勝利したディミトロフは4回戦で、世界ランク6位のアンディ・マレー(イギリス)と対戦します。
マレーは今大会の3試合で、未だに1セットも落とさず絶好調。3回戦では、ジョアン・ソウサ(ポルトガル)を相手に、6-1,6-1,7-5と完勝しています。
昨季は3度対戦して、2勝1敗とディミトロフが勝ち越し。共に勢いのある選手同士、注目の一戦です。
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