全豪オープンドロー発表。錦織の対戦相手予想と展望
ついに全豪オープンのドローが発表されました。
錦織はワウリンカ山に入ることになりました。
ドローとしてはまずまず良いドローと言っていいでしょう。
では早速、対戦相手の確認をしていきましょう。
1回戦
ニコラス・アルマグロ
現在は60位台に順位を落としていますが、過去にTOP10も入ったことがありますし、昨年まで10~20位を推移していた選手です。また錦織との対戦成績も1勝1敗です。
簡単に言うと攻撃力100守備力10の選手です。
もともと自分より上位に打ち込まれた際に守備力が低く、なかなか上位には勝てていないといった選手です。
過去の対戦成績は1勝1敗で、まず錦織が勝ち上がるでしょうが1回戦にしてはいやらしい選手です。
2回戦
イワン・ドディグ
どちらかというとダブルス中心で活動している選手です。
問題なく勝ち上がるでしょう
3回戦
サンティアゴ・ヒラルド
ヒラルドの方は昨年のバルセロナオープンで錦織と決勝で対戦した選手です。
その時は錦織6-2、6-2で錦織が勝利しています。
ここも問題なく勝ち上がるでしょう。
4回戦
フェレール70% orシモン30%
フェレールのほうが有力ですがシモンも勝ち上がってくる可能性はあるでしょう
シモンは錦織に似たタイプの選手でストローカーです。
過去に6位までランキングを上げたこともありますし、決して油断のできない選手です。
ちなみに、錦織とは過去に2012年に一度だけ対戦しておりその際はシモンが勝っています。
フェレールについてはほかのブロガーの方も何度となく触れていますので詳細には書きませんが、昨年4戦していますが、錦織の全勝です。しかし試合内容はぎりぎりのところで錦織が勝っているといった状況です。
9~13位のシード選手の中で実績もありもっとも当たりたくない選手だったのは間違いありません。
QF
ワウリンカ90%orフォグニーニ 10%
順当にいけばワウリンカが勝ち上がってくると思います。
ワウリンカは昨年の全豪オープン優勝選手です。当然厳しい戦いが予想されますが、QF以降はどういったドローでも鬼門となるのは間違いありません。
普通ならワウリンカなのですが、ワウリンカは波のある選手です。案外途中で敗退なんてことも考えられなくもないので対抗シードのフォグニーニとの対戦の確率もあると思います。
ただ、QFでジョコビッチ、フェデラーとの対戦を回避できたのは大きいと思います。
また、休養明けのナダルと先週優勝&昨年の覇者ワウリンカどちらがいいか人によって意見が分かれると思いますが、個人的にはナダルのほうが嫌だと思います。
やはりナダルとワウリンカの地力には差があると思います。
また錦織はナダルに勝ったことがありません。
休養明けとはいえ大会を通じて調子を上げてQF。なんてこともありえます。やはりナダルよりもワウリンカの方が戦いやすいと思います。
SF
ジョコビッチ
錦織が順当に勝ち上がればジョコビッチとの対戦になるでしょう
ジョコビッチの対抗シードはラオニッチです。
錦織の同年代のライバル、ラオニッチ。全豪後の世界ランキングについてにも述べてますがラオニッチは上位の選手にとことん弱いです。まずジョコビッチが勝ち上がるでしょうが、ラオニッチ対錦織の対戦になるようなことがあれば(個人的は最高な結果)BIG4の時代終焉が再度囁かれることになるのは間違いないと思います。
F
フェデラー 50% orマレー 30% or ナダル20%
ナダルの調子を考えるとフェデラーが非常に有力でしょう。
ただフェデラーのQFの対戦相手はマレーです。
フェデラーとマレーは対戦成績がほぼ50:50で正直どちらが勝ってもおかしくないと思います。案外フェデラーにマレーが勝って決勝にマレーが進むのでは?
なんて思ったりします。
一回戦のニコラス・アルマグロと4回戦のフェレールがマイナス要素ですが、全体的にはいいドローと言えそうです。
錦織の3位には最低でもSF以上が必要です。
また今後さらに上を目指すにはSFは最低限の結果だと思います。
錦織がどのような戦いを見せるのか注目していきましょう。
次回はドローを踏まえて錦織の全豪オープン後3位の条件と可能性についてみていきたいと思います。