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デル・ポトロが復帰戦でベスト8
15日に行われたアピア国際シドニーの準々決勝に、元世界ランク4位で、20歳にして全米オープンを優勝した経験を持つ、フアン・マルティン・デル・ポトロ(アルゼンチン)が登場。
世界ランク66位のミハイル・ククシュキン(カザフスタン)と対戦しましたが、6(5)-7,6(3)-7で接戦を落とし、約11ヶ月ぶりとなる故障からの復帰戦は、惜しくもベスト8で姿を消しました。
しかし、世界ランクを338位まで落としたデル・ポトロは、主催者推薦で出場すると、ストレートで初戦を突破。2回戦では、大会第1シードで、世界ランク18位のファビオ・フォニュイーニを撃破するなど、今大会で見事な復活劇を演じました。
ビッグサーブと世界屈指の弾丸フォア
photo:mirsasha
デル・ポトロといえば、198センチの長身から打ち下ろすビッグサーブと、テニス界一とも言われる、超高速のフォアハンドが武器。
ククシュキンとの準々決勝でも、敗れはしたものの、サービスゲームでは一度もブレイクポイントを握らせず。その攻撃力を、まざまざと見せつけました。
今大会でフォニュイーニを破った試合の、ハイライト映像がこちら。
Original:Sydney International
全豪オープンはノーシードで出場
photo:mirsasha
長期離脱明けの選手が使用可能な制度「プロテクトランキング」を使って、来週から始まる全豪オープンには、本戦から出場予定のデル・ポトロ。
ノーシードでの出場となるため、全選手、初戦で当たる可能性があります。
2005年の全仏オープンから、2013年の全米オープンまでのグランドスラム35大会で、ノバク・ジョコビッチ、ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、アンディ・マレーの「BIG4」以外の唯一の優勝者でもあり、次世代のNo.1とまで言われた怪物選手。
全豪オープンのダークホースであることは、間違いありません。
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