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フェデラーが開幕戦で優勝

20150112_federer_k1 photo:Marianne Bevis

2015年の男子ツアー開幕戦、ブリスベン国際のシングルス決勝で、世界ランク2位のロジャー・フェデラーが、同ランク8位のミロシュ・ラオニッチを、6-4,6(2)-7,6-4のフルセットで下し、大会初優勝を果たしました。 また、フェデラーはこの試合で、男子テニス史上3人目のキャリア1000勝を達成。年齢的には33歳、トップ20の選手の中で最高齢となりましたが、年々凄みを増してきているような気さえします。 今回の決勝戦でも、果敢に攻める9歳下のラオニッチを相手に、スーパープレーを披露しました。

ラオニッチの攻撃に鉄壁のディフェンス

20150112_federer_k2 特に素晴らしかったフェデラーのプレーがこちら。

Original:TENNISHD1

もう全てが凄すぎて、何と言っていいか分かりませんが...。 解説を入れるならば、最後のスマッシュ気味のハイボレーを、ボレーで切り返したショット以外にも、高度なショットをいくつか放っていますね。 ラオニッチの2球目の強打に対して、必死に食らいつきながらも、相手が前に出てくるであろうことを予測して、足下に沈めているこちらのショットと、 20150112_federer_k3 その次の、前に走り込んで、ネットギリギリの位置からの絶妙なロブ。 20150112_federer_k4 これらも、簡単そうに打っていますが、本来はかなり高度なショットです。 ラオニッチも、サーブ、フォアの強打、ボレーと、全て悪いショットではなく、持ち味を存分に出したポイントでしたが、ここはフェデラーが凄すぎました...。 [sns]