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フェデラーが優勝でキャリア1000勝を達成

20150111_federer_k 11日に行われた男子ツアーの開幕戦、ブリスベン国際のシングルス決勝で、世界ランク2位のロジャー・フェデラー(スイス)が、同ランク8位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を、6-4,6(2)-7,6-4のフルセットで下し、大会初優勝を果たしました。 また、フェデラーにとってはこの勝利が、キャリア通算1000勝目。イワン・レンドル、ジミー・コナーズに続く、3人目の達成となり、テニス史上最高の選手がまたひとつ、新たな偉業を成し遂げました。

フェデラーがサーブでラオニッチを上回る

20150111_federer_k1 準決勝の錦織戦では、34本を記録したラオニッチのサービスエースですが、この日はわずか14本と半分以下に。対するフェデラーは、ラオニッチを上回る、21本のエースを放ちました。 また、ファーストサーブの確率や、ファーストサーブのポイント獲得率でもラオニッチを上回り、ダブルフォルトも0。4本のダブルフォルトを犯し、錦織戦ほどサーブでポイントを重ねられなかったラオニッチに対し、フェデラーは抜群の安定感でサービスゲームをプレーしました。 しかし敗れたラオニッチも、フェデラーを相手にストロークで押し込む場面が多く見られ、サーブだけではない、その確かな成長を示しました。 この試合のハイライト映像がこちら。

Original:Brisbane International

錦織のダブルスは準優勝

20150105_nishikori_k1 photo:Marianne Bevis

なお、同大会のダブルス決勝に進出していた、錦織圭/アレクサンドル・ドルゴポロフ(ウクライナ)組は、ジェイミー・マレー(イギリス)/ジョン・ピアース(オーストラリア)組に、3-6,6(4)-7のストレートで敗れて、準優勝。初のダブルスツアータイトルを逃しました。 [sns]