※今後優勝→W(Win)、準優勝→F(Final)、ベスト4→SF(Semi Final)、ベスト8→QF(Quarter Final)と今後略すことがあります。 今年ももう終わりですね。 ここ最近のテニスオフ期間はtwo-set-downさんが素晴らしい記事を書きまくってくれているので、自分自身ではブログ書くことないなーって思ってました(笑)。 まあでも今年最後ということで何かしら書こうと思います ということで今回の記事は 『翔べ!圭!2015年、錦織が2014年成し得なかった10の記録を達成できるか大予想!』 という若干胡散臭いタイトルで今年を締めくくろうと思います。 という訳で今年錦織が達成できなかった記録は以下のものになります。 【今年達成できなかったもの】 ①グランドスラム優勝 ②マスターズ1000優勝 ③年間5勝 ④BIG4全員から勝利 ⑤デルポトロ、ガスケ、ティプサレビッチ全員に勝利 ⑥デビスカップベスト4 ⑦世界ランク3位(一瞬でも可) ⑧年末世界ランク4位 ⑨全グランドスラムでベスト8以上 ⑩ツアーファイナルズ決勝進出 【各項目詳細】 難易度はほんとてきとーです。特に☆3つと4つは差がないと思ってくれていいです。 ①グランドスラム優勝 難易度☆☆☆☆☆ 2014年はワウリンカ、ナダル、ジョコビッチ、チリッチ。 錦織の2014年の成績は、それぞれ、全豪ベスト16、全仏1回戦負け、全英ベスト16、全米準優勝。 可能性が高いのはハードコートの全豪と全米か。 ちなみに今年こそBIG4以外での優勝者が2人でたが、これはなんと2003年以来なんと11年振りのこと。2005年全仏以降、約10年間のBIG4以外の優勝者は、去年までなんとデルポトロのみ。 今年はまさに“扉が開かれた”年だったわけですが来年は錦織がその扉をぶち壊すのでしょうか? ②マスターズ1000優勝 難易度☆☆☆☆ 2014年は、ジョコ(4)、フェデラー(2)、ナダル(1)、ワウリンカ(1)、ツォンガ(1)の5選手。 ジョコビッチの圧倒的なポイント源になっているのがこのマスターズ1000.基本的にトップ選手には出場義務が課されるので出場選手の豪華さは四大大会と同じです。 2009年に現在の名称に落ち着いて以降、2回以上タイトルを取ったことがある人はBIG4以外誰もいません。 (※図は2009年以降の現在の名称になって以降のタイトル数であることに注意。) 単純計算で一年間に9回あるため、グランドスラムよりは制覇しやすいという計算にはなるかもしれません。それなのにBIG4以外誰も複数回優勝できない。BIG4の強さを改めて感じさせるデータです。 ③年間5勝 難易度☆☆☆☆ 2014年はジョコ(7)、フェデ(5)の2選手。 錦織は4勝で、チリッチ、ナダルと並び3位の成績。 これは錦織の参戦スケジュールにもよりますね、、、 例えば2012年のフェレールはなんと年間7勝しているのですが、その内訳はマスターズ1000を1勝、ATP500を2勝、ATP250を4勝です。 フェレールは鉄人なので、ATP250にもたくさん出場し、こういうことも可能な訳ですが、錦織としてはATP250の参戦数はできるだけ絞り、あまりタイトル数にはこだわらず、マスターズ1000とグランドスラムに照準を合わせてほしいな、とは思います。 とはいっても出場した大会全てで優勝してほしいと願うのはファンの率直な気持ちですが。 ④BIG4全員から勝利 難易度☆☆☆☆ 2014年はジョコビッチ、ナダルの2選手のみ。 フェデラーは最後にナダルに勝ったのは2012年のインディアンウエルズで、それ以降は5連敗。 錦織もフェデラー、ジョコビッチ、マレーに勝利するもののナダルには全豪の熱戦の末敗退。そもそも今年はナダルの上位進出が少なく、トップ10でナダルに勝利してるのが、ワウリンカ、ジョコビッチ、フェレールの3選手だけなんですよね。ナダルはクレーで上位進出した時には優勝やそれに近い成績も残した一方で序盤敗退も多いシーズンだったので。まあクレーでも例年よりかなり負けたけど。 ワウリンカはナダル、ジョコビッチ、フェデラーに勝利しているもののマレーとは対戦なし。それはワウリンカかわいそう、という意見もあるかもしれませんが全豪優勝後ランキングが上がったにも関わらずそのランキングに見合った結果が出ていなかったためマレーとの対戦がなかったのも事実。まあ、マレーもアジアシリーズ前まで全然結果出てなかったってのもあるけど(笑) フェレールはフェデラーに通算0勝16敗、、、お疲れ様です。 ⑤デルポトロ、ガスケ、ティプサレビッチ全員に勝利 難易度☆☆ デルポトロには4戦全敗、セット数0勝10敗。 ガスケには5戦全敗、セット数1勝10敗。 ティプには5戦全敗(全て2011年)、セット数1勝10敗。 デルポトロとティプは2015年最初からは参戦できないのかな?動向に注目です。 とりあえずガスケには勝っておきたい。2008年の東京での対戦で、錦織が「尊敬しすぎてしまった」のはすごく記憶に残っています。しかし今では「勝てない相手はもういない」はず。過去の自分との決別、という意味でも是非勝ってほしいです。 尚、ティプの復帰の状況はよくわからない点もあるので、ティプのみ対戦がなかった場合、他2人に勝てば達成、とします。 ⑥デビスカップベスト4 難易度☆☆☆ 2014年はチェコ、フランス、イタリア、スイスです。優勝がスイスで準優勝がフランス。 日本はラオニッチの欠場などによりカナダに勝ってベスト8。 2015年もなんと1回戦はカナダです(アウェー)。どちらの国も万全ならば正直カナダの方が総合力は上でしょう。しかし何が起こるかわからないのがデビスカップ。 2回戦は順当にいけばスイスですが、去年フェデラー悲願の初優勝。今年も参戦してくるのかどうか、それともスキップしてツアーに備えるのか。もう若くないフェデラーの判断に注目が集まります。 2回勝てばベスト4となります。 ⑦ランキング3位(一瞬でも可) 難易度☆☆☆ 1位になったことのない、最高ランクが5位以上の選手の最高ランキングの主なものは以下のようになります。ハースさんとかダビデンコさんはちょっと古いので除きました、ごめん。 マレー2位 フェレール3位 ワウリンカ3位 デルポトロ4位 ソダーリング4位 ベルディフ5位 ツォンガ5位 こうみるとなんとか3位に入りたくなってきます。もちろん一瞬だけのランキングに意味はないですが、それでも順位は上げたいです。ワウリンカは来年年初に全豪オープンの2000ポイントが失効するので錦織が4位になれる確率は比較的高いです。(結果次第では第1週からワウリンカをぬいて4位になる可能性もあります。) 次にとらえるのはナダルでしょうか。是非直接対決で勝ち、ランキングでもせまっていってほしいです。 ⑧2015年末世界ランク4位 難易度☆☆☆ テニスにおいてドローの関係上、ランキング4位までに入ることは非常に重要です。年末4位以内にはいること、は即ち2016年全豪において第4シード以内を取ることとほぼ同義です。今年よりあと1歩、先にすすめるでしょうか。 ⑨全グランドスラムでベスト8(QF)以上 難易度☆☆☆ 2014年は、ジョコビッチ(順にQF、F、W、SF)、マレー(順にQF、SF、QF、QF)の2選手のみ。 フェデラーは2004全英~2013全仏まで36大会連続QF以上でした。本当に異常です(笑) 今年は全仏でグルビスに敗れてベスト16でした。 ジョコビッチは2009年全英~今まで22大会連続QF以上です。これもかなり異常です。 ナダルは今年の全米も欠場しましたし、ちょいちょい欠場してるのでそういう記録はそんなないです。ただ毎年全仏の時期になると復活してきます。 マレーも、欠場した去年の全仏以外は2011年以降全GSでQF以上と安定しています。 実は錦織がQF以上の成績を残したのは2012年全豪のQFと2014年全米のFだけです。ベスト16なら他に5回あるのですが。 ⑩ツアーファイナルズ決勝進出 難易度☆☆☆☆ 最後余ったのでこの項目を選んだ、という訳ではないですけれど、年末まで今年みたいに盛り上がれたら最高だな、と思いまして(笑) 日本って野球の日本シリーズの文化もありますし、最終戦、って響き好きだと思うので、ツアーファイナルズが盛り上がる下地はあると思うんですよねー。 はい、長かったです。以上です。みなさん、これらを2015年に錦織が達成するかどうか予想してください。今季と同じだけの活躍をした場合全て×、な訳ですからそういう予想もありです。それでも十分立派な活躍といえるでしょう。是非、予想をコメントに書き込んでみてください。 以下僕の予想を書きますが、僕は短期的な試合の予想のほうがどちらかといえば当たることが多くて1年スパンとかになるとなかなか当たらないことが多いので、あんま当てにしないでください(笑) 1年後に振り返ってこんなくだらない予想してたなーって振り返れたらいいな、と思ってます。 【予想】 ①× ②○ ③× ④○ ⑤○ ⑥× ⑦○ ⑧○ ⑨× ⑩× 根拠なんてあんまりないのですが、かるーく書いておくと、 ①グランドスラム優勝できず②マスターズ1000優勝 →仮に一つのグランドスラムorマスターズで錦織の優勝確率が10%だとすると、4大会あるグランドスラムで1つ以上終章する確率は1-0.9の4乗で約34%。 一方9大会あるマスターズで同じことをすると1-0.9の9乗で61%となったためこう賭けてみました。単なる数字のお遊びですが。 あとは、四大大会はもっと苦労して苦労して、やっととるものだ、というイメージがマレー好きな自分としてはあります(笑) ワウリンカだって死にたくなるような5セットマッチでの敗退を2回ジョコビッチにしてからの優勝ですからね。今だから言えることですが、今後の成長を考えると、今年錦織は決勝でチリッチに勝ってしまわなくてよかったと思ってます。 ③年間5勝できず →これはあんまり根拠なし。 しかし、「錦織がトップ10以外の選手に負ける姿はよっぽどその選手がゾーンに入ったとかでない限り想像できない」ってとこはあるのですごく迷った。来季も、メンフィスには出るそうですし、ATP250と500で合わせて4勝。マスターズ1000で1勝。狙えなくはないかな、と思ったがATP250よりもマスターズ1000を優先してほしい、という気持ちから控えめに4勝予想で。 ④BIG4全員から勝利 →ナダルからはハードコートで初勝利を挙げると予想。 しかしジョコビッチ(今季1勝2敗)とフェデラー(今季1勝2敗)両方に勝てるのか、、、って思ったが、2015年はそれぞれとの対戦回数も増えると予想。全員4回ずつくらいはあたってもおかしくはないのでは?だったら1勝ずつくらいはできるかもしれない。これもそんなに根拠はない。 ⑤デルポトロ、ガスケ、ティプサレビッチ全員に勝利 →その実力はあると思うので。 ⑥デビスカップベスト4ならず →やはり錦織だけ強くても勝ち上がることはできないだろう。ラオニッチもホームで活躍するだろうし、初戦で厳しい戦いを余儀なくされると予想。 ⑦ランキング3位(一瞬でも可) →全豪後にワウリンカ、春のアメリカのマスターズシーズンで活躍してナダルを抜くと予想。 実は3月までのポイントを消すとナダルと錦織のポイントはそんなに変わらない。つまりおおざっぱにいうとクレーシーズン前までにナダルより活躍すればランキング3位は有り得る、ということ。 ⑧2015年末世界ランク4位 →ワウリンカは抜く気がする。一番の強敵は復活してくるマレーか?それとも? ⑨全グランドスラムでベスト8(QF)以上ならず →こういう系は、怪我のリスクが高い錦織には厳しい気がする、、、 3大会ではQF以上行くと予想。 ⑩ツアーファイナルズ決勝進出ならず →一大会だけだからわからない。決勝進出とは言わない。来年も元気な姿でファイナル出場してほしいな、って思います。そうすれば結果は後からついてくると思う。 こんな感じです。 今年一年稚拙な私のブログを読んでいただいた方、またコメントをくれたり記事に支持をしてくれた方に感謝いたします。 来年も、よい記事には支持とコメントくれるとありがたいです。 ではみなさん、よいお年を。