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シコラーへの6つの対処法

20141204_racketsmash_k1 photo:mirsasha

テニスにおいて、どんなボールもしつこく返して相手のミスを待つスタイル、通称「シコラー」。 ディフェンスを極めたシコラーたちとの対戦では、ついイライラして自分のテニスを見失い、ドツボにハマっていった経験がある人も、少なくないのではないでしょうか? 今回は、そんなシコラーと対戦する際に、有効となる6つの対処法を示した動画をご紹介。常にこの選択肢を頭に入れておくと、焦る必要もなくなります。

その1 ネットに忍び寄ってボレー

よくあるのが、シコラーのゆるいムーンボールに付き合ってしまうパターン。 シコラーも、ムーンボールのラリーに持ち込めれば、こっちのものだと考えていることでしょう。 その隙を突いて、ススッとネットに詰めて、ボレー! 20141204_moonballer_k1 この作戦では、ムーンボールが返ってくる確率が高いので、ボレーも高い打点から、一気に攻め込むことが出来ます! アマチュアレベルだと、シコラーとの対戦に限らず、ムーンボールで相手を後方に押しやってからのネットダッシュは、案外有効だったりします。

その2 サーブ&ボレーを使う

シコラーは自分からミスをすることを嫌うため、なかなかリターンから勝負に来ることも少ないはず。 そのため、普段より多めにサーブ&ボレーを使うのもアリです。 20141204_moonballer_k2 たとえミスしてもかまいません。サーブ&ボレーを混ぜることで、シコラーにリターンを考えさせることができます。

その3 チップ&チャージを使う

サーブ&ボレーと同じく、リターンでもチップ&チャージを使って、積極的にネットを取ってみましょう。 20141204_moonballer_k3 常にプレッシャーをかけて、単調な試合展開にならないようにすることが重要です。

その4 ドロップショットを使う

多くのシコラーは、どこに打たれても守れるよう、コートの後方で構えている場合が多いので、ドロップショットは有効です。 20141204_moonballer_k4 また、ドロップショット一本で決まらずとも、ネットにおびき出せればしめたもの。 攻め手が弱いからこそのスタイルで、ネットプレーはさほど得意でないシコラーも多いはず。少なくとも、後ろで構えられているよりは、チャンスが大きいのではないでしょうか。

その5 スライスを使う

スライスを効果的に使って、低いボールを打たせましょう。 20141204_moonballer_k5 スライスをムーンボールで返球するためには、大きく持ち上げなければならないため、体力も使います。 また、中途半端な高さのボールを引き出しやすかったりもします。甘くなったムーンボールは、簡単に叩くことができます。

その6 ベースラインから下がらない

相手のムーンボールに合わせて、コートの後方に下がってしまうと、余計決めるのが難しくなります。 シコラー相手には、頑張ってベースラインに近い位置でプレーすることが重要です。 20141204_moonballer_k6 また、早いタイミングで左右に振れば、例えボールにスピードがなくとも、相手を苦しめることができます。 相手はベースライン上からあまり動かず、自身は振り回されているとなると、いくら辛抱強いシコラーでも、精神的には苦痛です。 動画がこちら。

Original:TennisResources.com

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