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出場した学生選手たちが語る

こんにちは、慶應チャレンジャー運営担当です! 国内で2番目に大きな男子の国際大会、慶應チャレンジャー。今年も、11月の10日から16日にかけて開催され、将来グランドスラムでの活躍を目指す選手たちによる、熱い戦いが繰り広げられました。 今回は、そんな貴重な国際大会に出場する機会を得た、学生選手たちに迫りました。大会を終え、彼らが得たものは果たして。

「自信を得た」

20141128_tanimoto_keio1 今大会のワイルドカード選手権で優勝を果たし、本戦への出場機会を得た、谷本真人選手(慶應義塾大学・3年)。 初戦で、日本を代表する世界的プレーヤー、添田豪選手と対戦し、序盤は3-0とリードを奪う場面も。結果的にはストレートでの敗退となりましたが、世界で戦うトップ選手と、激しいストローク戦を展開しました。 「ラリーが通用しない訳ではないが、相手の方がワンテンポ早く、知らないうちにプレッシャーをかけられているような感覚になった」と谷本選手。 しかし「自分もこのレベルで戦えないことはないという自信を得た」とも語ります。 最後に「出場と同時に運営も経験するという、貴重な経験をした」と、大会を振り返りました。

「大事なところでポイントが取れなかった」

20141128_uesugi_keio1 初戦から、前週のチャレンジャー大会で優勝したジョン・ミルマン選手と対戦が決定し、試合前には興奮が隠せなかった上杉海斗選手(慶應義塾大学・1年)。 結果的には、1-6,2-6で完敗し、世界との差を見せつけられましたが「結果以上に、自分のテニスに可能性を感じた試合になった」と語ります。 「でもやっぱり勝負所で相手の方がきっちりやることを決めてきて、大事なところでポイントが取れなかった。そこが世界との差だと感じた」と分析し、 「これからもっと世界の基準で、上を見据えて強くなっていきたい」 高くなったその目線の先には、今までと違う景色を見据えているようです。

「勝利への飢えが凄まじかった」

20141128_kiryu_keio1 予選で格上選手を倒し、外国人のプロ選手と対戦するチャンスを掴んだ、桐生光之介選手(慶應義塾大学・1年)。 試合を通じて感じたことは「基礎を大事にするということ。強い人はその精度が高い」 また、予選で負けてからも、本戦選手に練習相手として誘われたりと、プロの世界を肌で経験した桐生選手。 「人生を賭けているからこそ出てくる熱意、勝敗がそのまま生活にかかっているという状況から生まれる、勝利への飢えが凄まじかった」と振り返り。今大会で学んだものは、技術だけではないようです。

「人生のターニングポイントにいる」

20141128_kan_keio1 予選への出場権を得た、韓成民選手(慶應義塾大学・1年)は、韓国からの留学生。初戦で敗れはしたものの、 「色々な選手がいる中で、それぞれ良い点、プレースタイル、モチベーションなど違いが多く見られる。自分と比較し、学べることが多い」と、自身と同じく、海外でテニスをプレーするプロ選手たちから、多くの発見を得たようです。 「今、自分は人生のターニングポイントにいる」とも語り、今大会で得た大きな刺激をもって、今後の成長が期待されます。

世界が経験できるチャンスを

20141024_keiochallenger_k1 国際大会での経験は、学生選手たちにとって、学生大会だけに留まらず、外の世界に目を向けることができる、大きなチャンスとなります。 慶應チャレンジャーは、これからも若い選手たちの活躍を後押しし、世界に輩出していける大会を目指します。 [sns]