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[sns] 20141125_daviscup_k6 2014年の国別対抗戦、デビスカップ決勝、フランス対スイス戦は、3日間の激闘の末についに決着。10度目の優勝を目指すフランスをスイスが撃破し、初優勝を果たしました。 新たな歴史が生まれたこの試合を、今一度振り返ります。

ワウリンカが初戦を制す

20141125_daviscup_k1 初戦に登場したのは、フランスのエース、ジョー=ウィルフリード・ツォンガ。対するスイスは、世界ランク4位のスタニスラス・ワウリンカを起用しました。 フランスのホームで開催されたこの一戦でしたが、試合は終始、ワウリンカが主導権を握り、ツォンガは波に乗れず。 ワウリンカがセットカウント3-1で勝利して、重要な初戦を制しました。

躍動のモンフィス、フェデラーを撃破

20141125_daviscup_k2 しかし2戦目に登場した、フランスのガエル・モンフィスが、躍動的なプレーを披露し、スイスの絶対的エース、ロジャー・フェデラーをなんとストレートで撃破。 スタジアムに詰めかけた、フランスの大応援団を再び熱狂させました。

金メダルペアが大舞台で価値ある1勝

20141125_daviscup_k3 2日目のダブルスでは、フランスはダブルスの世界ランク5位、ジュリアン・ベネトーと、クレー巧者のリシャール・ガスケを起用。 対するスイスは、北京五輪金メダルペアの、フェデラーとワウリンカを投入し、フランスの勢いを止めにかかりました。 実はフェデラーとワウリンカのペア、デビスカップでは4連敗中。しかしこの試合では、終始、攻撃的なプレーでフランスペアを圧倒。大舞台で、チームに価値ある1勝をもたらしました。

フランスはガスケに全てを託すも・・・

20141125_daviscup_k4 迎えた最終日、後がないフランスは、ツォンガに代えてガスケを起用。 フェデラーとの大勝負を、今大会ここまで、シングルスで無敗のガスケに託しました。 しかし、この日のフェデラーは別格。ガスケに付け入る隙を全く与えず、ストレートで勝利。エース自らの手で、悲願の初優勝を決めました。 20141125_daviscup_k5 3日間の激闘がよみがえる動画がこちら。

Original:OfficialDavisCup

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