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スイスがフランスを下して初優勝

20141124_daviscup_k1 フランスのリールで行われた国別対抗戦、デビスカップの決勝、フランス対スイス。 スイスが2-1と、王手をかけて臨んだ最終日のシングルスで、スイスの絶対的エース、ロジャー・フェデラーが、フランスのリシャール・ガスケを、6-4,6-2,6-2のストレートで破り、優勝を決めました。 スイスにとっては、同大会初優勝。そして、これまで数々のビッグタイトルを獲得してきた、フェデラー個人にとっても、そのキャリアを更に偉大なものとする、大きな勝利となりました。

強すぎたフェデラー、ガスケを圧倒

初日のシングルスを1-1とすると、2日目のダブルスでは、フェデラーとスタニスラス・ワウリンカの、北京五輪金メダルペアを投入して勝利。 優勝まであと1勝に迫ったスイスは、この日もシングルスにフェデラーを起用しました。 フェデラーは、第1セットの第3ゲームで、ガスケのサービスをブレイクすると、大きな声で「カモン」と雄叫び! 20141124_federer_k2 その後は、終始ガスケにチャンスを与えない、完璧なプレーを見せました。 勝利を決めた瞬間、コートに膝から崩れ落ちたフェデラー。試合後には、涙を浮かべていました。 20141124_federer_k1 この試合のハイライトがこちら。

Original:OfficialDavisCup

窮地でスイスを支えたワウリンカの功績

20141124_wawrinka_k1 photo:Guillaume P. Boppe

スイスの初優勝において、フェデラーと共にチームを牽引したのが、ワウリンカ。 決勝では、初日のシングルスで、ジョー=ウィルフリード・ツォンガから、価値ある勝利を挙げました。そして、フェデラーと組んだ、2日目のダブルスでも好調を維持して、快勝。 大きな2勝をもって最終日、フェデラーのシングルスに繋いでいました。 また、昨年のデビスカップでは、フェデラー不在のプレーオフで2勝を挙げ、スイスのワールドグループ残留にも貢献。

優勝後のスピーチで、フェデラーも語っていましたが、スイスチーム全員で成し遂げた勝利に、違いありません。

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