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錦織がフェデラーにストレートで敗退

20141111_nishikori_k1 photo:Marianne Bevis

11日に行われた最終戦、ツアーファイナルのラウンドロビンで、世界ランク5位の錦織圭が、同ランク2位のロジャー・フェデラー(スイス)に、3-6,2-6のストレートで敗退。錦織はラウンドロビンを、1勝1敗としました。

アンフォースドエラーに苦しんだ錦織

初戦のアンディ・マレー戦で、8本のダブルフォルトを犯すなど、サーブに苦しんだ錦織ですが、この日もリズムが掴めません。 計5本のダブルフォルトを犯すと、初戦で好調だったストロークにも簡単なミスが増え、フェデラーに3度のサービスブレイクを許します。 対するフェデラーは、自身のサービスゲームでは、錦織にリードされる場面を迎えつつも、要所を抑えて、一度もブレイクを許さず。 終始落ち着いたプレーで、今大会に12年連続出場、5年連続で決勝トーナメント進出を果たしている、豊富な経験値を見せつけました。

最後は今季5度目のラオニッチ戦

20141004_nishikoriraonic_k1 photo:New York National Guard

敗れた錦織は、13日に行われるラウンドロビン最後の試合で、世界ランク8位、同世代のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と対戦します。 錦織とラオニッチは今季、4度対戦しており、錦織の3勝1敗。 9月の全米オープン4回戦、そして10月の楽天ジャパン・オープン決勝は記憶にも新しく、フルセットの大激戦の末に、どちらも錦織が勝利しました。 決勝トーナメント進出に向け、錦織はまたも、今季の重要な試合で何度も対戦してきた、同世代のライバルと、大一番を迎えます。 [sns]