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本大会出場を懸けた、WC大会の優勝者が出揃う

20141105_keiochallenger_keio 慶應チャレンジャー運営担当です! 今年も世界中からプロ選手がエントリー、いよいよ開幕が迫る慶應チャレンジャー国際テニストーナメント2014。11月8日から予選、11月10日から本戦が開催されますが、今回は本大会に先立って行われた、ワイルドカード大会の優勝者をご紹介します。 11月1日から3日間に渡って行われた今大会は、一般部門のシングルス、ダブルス、そして現役からOB、教職員、同好会など、慶應義塾関係者であれば、誰でも参加可能なALL慶應部門シングルスの、3部門を開催。 シングルスの優勝者には、本大会の予選ワイルドカード、ダブルスの優勝者には、本戦ワイルドカードが与えられるとあって、全選手気合い十分に、熱い戦いが繰り広げられました。

見せた新主将の意地

20141105_tanimoto_k1 一般部門シングルス優勝、谷本真人選手(慶應義塾大学) 10月に大学王座を終え、新たなチームでスタートを切った慶應義塾大学。このチームの新主将として、先頭に立つ谷本選手が見事、一般部門のシングルスを制しました。 試合前は、王座のために制作したモチベーションビデオを何度も観て、気持ちを奮い立たせたと言います。 「優勝しないと意味がない」 この言葉を残して決勝戦に臨んだ谷本選手は、数々の激戦を制して勝ち上がった、豊野潤也選手(筑波大学)を6-1で圧倒。新主将としての意地を見せました。 試合後のインタビューでは「満足せず、本戦を見据えてまだまだ上を目指しつつ、一試合一試合しっかり戦っていきたい」と、エネルギーに満ち溢れた表情で語っていました。

初結成ペアが本戦出場を決める

20141105_tanimotouesugi_keio1 一般部門ダブルス優勝、谷本真人・上杉海斗組(慶應義塾大学) ダブルスを制したのは、今大会が初めてとなるペアリングで挑んだ、谷本・上杉組。最上級生として、1年生の上杉選手を引っ張った谷本選手ですが、試合後は「助けられた部分も多く、感謝している」と語っていました。 決勝戦の相手は、遥々関西から来た、細川和希・矢多弘樹組(関西大学)。学生大会でも上位に食い込む、実力者同士のハイレベルな一戦となりました。 敗れた細川・矢多組は「相手のやってくることは想定していたが、それでも負けて悔しい。だけどこの悔しさは必ず、来年の王座で晴らす」とコメント。早速、リベンジに燃えていました。 「スタートラインに立てただけで、勝負はここから」と語る谷本選手。見据える先は、本大会での活躍です。

勢いそのまま、1年生の上杉が栄冠掴む

20141105_uesugi_keio1 ALL慶應部門優勝、上杉海斗選手(慶應義塾大学) ダブルスで優勝を収めた直後に、前日から続く、ALL慶應部門のシングルスに挑んだ上杉選手。 「ダブルスの勢いでシングルスも!」と言わんばかりの好調さを見せ、決勝では2つ年上の渡邉将司選手(慶應義塾大学)を、8-0で一気に突き放しました。 「優勝したいという気持ちをコート上で表現でき、その気持ちがプレーにも繋がった」と勝因を語る上杉選手。同時に「予選はもっとタフな試合になると思うので、今よりももっと体を鍛える」と、更に向上心を見せていました。

WCを勝ち取った学生2人の戦いに注目

雨が続き、1日に2つの部門を同時進行するという、前代未聞のスケジュールでしたが、出場選手の協力のおかげで、なんとか無事に大会を終えることができました。 そして、3部門を2人で独占した、谷本選手と上杉選手。彼らが今大会で見せた、強い精神力、体力、そして勝負強さがあれば、きっと本大会でプロ選手を相手にしても、一歩も引かぬプレーを見せてくれるでしょう。 [sns]