世間では錦織選手も参加しているパリMSのポイント争いががものすごい勢いですが。 ITF車いすテニスのポイント争いも、地獄と化しております。 まず来月の5日から9日まで、ダブルスのマスターズがカルフォニアにて開催。 ドローは未だ発表されていませんが、多分国枝選手も上地選手も参加はほぼ確定でしょう。 (ポイントでも勝利数でも図抜けているため) そしてATPから時間を置いてロンドンで26日から30日に掛けて行われるシングルのファイナル。 男子の国枝氏、ランキング2位を3000ポイント前後離して独走で確定。上地選手も2000ポイント近い差をつけて首位確定。 で、車いすマスターズの足切りになる8位争い。女子もですが男子のランキングが地獄に。 8位の三木 拓也選手が2082ポイント、9位の眞田卓選手が2065ポイント。 ポイント差は僅差の上、眞田選手は大会優勝直後に手首を痛めてしまい9月の2試合を欠場。(ご当人のブログより) (ただ、眞田選手は先週まで開かれていたアジアパラリンピックでは国枝選手と組んで見事にダブルス優勝) 三木選手も1月に肩を痛められたようで、その怪我の悪化によりUSオープン欠場と状態はよくありません。 ただ、30日から広島で開催されるピースカップ(ITF2Series)がありますので、地の利のある日本人選手のポイントの上積みは不可能ではありません。 ランキング7位のニコラス選手も2143ポイントと射程圏内ではあるため、シングルスファイナル争いの混戦は必死でしょう。 ただ、お二方も調子は決して良くない上に上記のようにダブルスのマスターズ直前という日程が詰まっている大会。 その上に来月19日からイギリスでのノッティンガムインドア大会(ITF1Series)があります。 最後までポイント争いがギリギリですが、トップのシングルス最終戦NEC車いすテニスマスターズに出場できる日本人は何人か。 出来ればダブルスとシングルス共に日本人選手の活躍と優勝の一報を伝えられると幸いですが、はてさて。