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ラオニッチがヤングとの大激戦を制す

20141024_raonic_k1 photo:Marianne Bevis

23日に行われた、スイス・インドア男子シングルス2回戦で、大会第4シードの世界ランク9位、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が、同ランク69位のドナルド・ヤング(アメリカ)を、6-4,6-7(5),7-6(2)の大激戦の末に下して、準々決勝進出を果たしました。 この試合のスーパープレーがこちら。 今やツアー屈指のサーブ力を誇るラオニッチですが、ストローク力も徐々に向上。 粘り強くヤングの攻撃を凌ぎ、ここぞというところで、強烈なカウンターを放っています!

Original:ATPWorldTour

23歳のラオニッチと、25歳のヤングは学年で一つ違い。同世代の選手です。 そして準々決勝でもラオニッチは、同じ学年、同い年の世界ランク28位、ダビド・ゴフィン(ドイツ)と対戦します。 今季、ツアー下部大会のチャレンジャー大会を含む、4大会連続優勝を成し遂げたゴフィンは、世界ランクを急上昇させている勢いある選手。 同世代の選手が、次々と台頭してくる中で、世界への扉をこじ開けた先駆者、ラオニッチが踏ん張ることが出来るのか、興味深い一戦となります。

フェデラーvsベビー・フェデラーが実現

20141024_federer_k1 photo:Marianne Bevis

今大会の準々決勝は、その他にも見所が満載。 まずは、大会第1シードの世界ランク2位、ロジャー・フェデラー(スイス)と、同ランク11位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)の一戦。 ディミトロフはフェデラーと似たプレースタイル、そしてその秘めたる才能から、若くして「ベビー・フェデラー」や「フェデラー二世」とも呼ばれてきました。 再び強さを見せている史上最高の選手、フェデラーを相手に、注目の若手ディミトロフがどのような戦いを見せるのか、注目の一戦です。

ナダルvs17歳のコリッチが激突

20141024_coric_k1 photo:Marianne Bevis

続いて、世界ランク124位の17歳、ボルナ・コリッチ(クロアチア)と、大会第2シードの世界ランク3位、ラファエル・ナダル(スペイン)の一戦も見逃せません。 コリッチは初戦で、世界ランク13位のエルネスツ・グルビス(ラトビア)、2回戦で、世界ランク66位のアンドレイ・ゴルベフ(カザフスタン)を、それぞれストレートで撃破。 世界が注目する新世代の才能が、テニス界を代表する選手の一人、ナダルに挑戦します。 [sns]