20141019_dimitrov_k0
[sns]

ディミトロフが若手対決を制す

20141019_dimitrov_k5 photo:Marianne Bevis

18日に行われた、ストックホルム・オープン男子シングルス準決勝で、今大会2連覇を狙う、世界ランク10位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が、同ランク76位のバーナード・トミック(オーストラリア)に6-3,7-5で勝利し、決勝進出を果たしました。 23歳のディミトロフと、21歳のトミックという、将来を期待される若手選手同士の一戦は、僅差でディミトロフに軍配が上がりました。 ディミトロフは決勝で、世界ランク9位のトーマス・ベルディヒ(チェコ)と対戦します。

前後左右に駆け回るディミトロフ

この試合で、トミックは持ち前の巧みな配球で、ディミトロフを前後左右に振り回します。 しかしディミトロフは、驚異的なスピードとボディバランスで、全てのボールに対応。 なんと地面に手をつきながら、切り返すディミトロフ!まさに全身を使って、ボディバランスを保っています! 20141019_dimitrov_k1 こちらも、トミックに完全に逆を突かれています! それでも一歩で切り返し、素晴らしいカウンターで、不利な局面を切り抜けます! 20141019_dimitrov_k2 前に振られても問題なし。 余裕で追いついて攻撃に転じ、形勢を逆転させます! 20141019_dimitrov_k3 トミック戦で見せた、ディミトロフの躍動的なプレーがこちら。

Original:If Stockholm Open

ディミトロフはベルディヒが得意

20141019_berdych_k1 photo:Marianne Bevis

決勝は、第1シードのベルディヒと、第2シードのディミトロフという、順当な勝ち上がりとなりました。 2人は過去4度の対戦経験があり、ディミトロフの3勝1敗。 長きに渡ってトッププレーヤーとして戦い、経験やランキングでは勝るベルディヒですが、ディミトロフにはこれまで苦戦を強いられています。 ベルディヒが意地を見せるのか、ディミトロフの勢いが勝るのか、注目の一戦となります。 [sns]