ディミトロフとトミックの天才対決が実現
photo:Steven Pisano
18日のストックホルム・オープン準決勝で、世界ランク10位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と、同ランク76位のバーナード・トミック(オーストラリア)が激突します。 23歳にして、今季のウィンブルドンでベスト4に進出し、世界ランクトップ10に入っているディミトロフは、若き天才として世界中から注目される存在。 しかし、今回相対するトミックもまた、21歳の才能溢れる選手です。 今回の一戦は、将来を期待される、若き天才同士の対決なのです。10代から大きな注目を集めたトミック
photo:David Iliff
トミックは全豪オープンのジュニア部門で、最年少記録となる15歳3ヶ月で優勝。 16歳の時にはプロに混じって、一般の全豪オープンで勝利を挙げると、18歳の時にはウィンブルドンでベスト8に進出し、天才少年として大きな注目を集めました。独特なリズムを持つトミックのテニス
トミックのテニスは、非常に独特なリズムを持っています。 今回は2012年のブリスベン・国際で、テニス界最強「BIG4」の一角、アンディ・マレーと対戦した試合をご紹介。 196センチと体格に恵まれたトミックは、もちろんパワフルなショットで、後方からでもエースを獲ることができます! しかし強打だけではありません。 トミックは、コースが読めない特徴的なフォームから、ドロップショットなども的確に組み合わせます! 加えて、ネットプレーも巧み! 全てのショットをそつなくこなせ、それらを組み合わせた豊富な攻撃パターンを持っていることが、トミックのテニス最大の強みです。 マレーとの一戦の、ハイライト映像がこちら。(黒のウェアがトミックです)Original:Brisbane International
ディミトロフとトミックは、2013年に一度だけ対戦経験があり、フルセットの末に、ディミトロフが勝利を収めています。 若き天才同士の注目の一戦が、まもなく始まります。 [sns]