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ライジングの名手、アンドレ・アガシ

20141015_agassi_k7 photo:ph-stop

テニス界において、数々の偉業を成し遂げたレジェンド、アンドレ・アガシ。 全ての四大大会を制覇し、アトランタ五輪でも金メダルを獲得、いわゆるキャリアゴールデンスラムを、史上初めて達成した選手でもあります。 今回は、そんなアガシの強力なストローク、特に代名詞でもある、ボールの上がりっぱなを叩いた、ライジングショットの凄さがよく分かる映像をご紹介します。 舞台は2003年の全豪オープン決勝、ライナー・シュットラーとの一戦です。

脅威のスーパーライジング!

時速200キロを超える高速サーブが飛び交う、男子テニスにおいて、アガシのリターンのポジションは、なんとベースラインのほぼ真上! 20141015_agassi_k1 そして、ここから更に踏み込むので、完全にコートの内側でボールを捉えます! 20141015_agassi_k2 チャンスとみるや、こんなに踏み込んでリターンを叩くことも! 20141015_agassi_k3 ラリー戦で、深いボールが来ても下がりません! 早いタイミングでボールを捉え、相手が体勢を立て直す時間を奪います! 20141015_agassi_k4 アガシの、ライジングショットが際立つ試合映像がこちら。

Original:Australian Open TV

アガシは世界一のリターナー

20141015_agassi_k6 photo:Eugene Wei

当時、テニス界で大活躍していたサーブ&ボレーヤー達に、アガシはライジングショットを用いた、強力なストロークで対抗。 高速サーブを叩き返し、ことごとくリターンエース決めるアガシは「世界一のリターナー」と称されました。 このライジングショットは、まさしく脅威の動体視力とテニスセンスを持つ、アガシだからこそ可能な芸当です。 [sns]