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安定感のシモンvsド派手なモンフィス!

20141011_simon_k4 photo:mirsasha

まるで精密機械のような、ミスの少ないプレーで世界ランクトップ10入りを果たした、フランス人プロテニス選手、ジル・シモン。 そして、同じくフランスのプロテニス選手で、シモンとは対照的に観客をも巻き込む、ダイナミックなプレーが持ち味のガエル・モンフィス。 今回はそんな2人が激突した、2013年の全豪オープン3回戦から、互いの意地と意地がぶつかり合った、脅威の我慢比べラリーをご紹介します!

意地の超ロングラリー!

予想がつかない、モンフィスのトリッキーなテニスを相手にしても、精密機械シモンのやることは変わりません。 チャンスが来るまで、淡々と粘り続けるのみ! 画面手前のシモンは、モンフィスが所々で仕掛ける攻めにも全く動じず、チャンスを伺います。 20141011_simonmonfils_k1 そしてラリーは、徐々にペースアップ! 互いに全くミスをせず、最終的にこのラリーは計71打、1分40秒にも及びました! 全豪オープンといえば、異常な暑さが有名で、気温が40度を超える日もあるほど。 ポイント後、シモンはまるで、マラソンを走り終えたかのようなこの表情...。 20141011_simon_k1 モンフィスに至っては、顔を上げられません...。 20141011_monfils_k1 2人の壮絶なラリー動画がこちら。

Original:Australian Open TV

まさに、これぞシモンといったプレー! モンフィスに何度か攻め込まれながらも、決して甘くならないディフェンスと読みは、素晴らしいですね!

シモンが4時間43分の大激闘を制す!

試合もなんと、4時間43分に渡る大激戦となりましたが、6-4,6-4,4-6,1-6,8-6でシモンが粘り勝ち、同胞モンフィスから意地の勝利を摑み取りました。 モンフィスのように、決してド派手なプレーがある選手ではありませんが、常に冷静に、しかしハートは熱く戦い抜くシモンのテニスもまた、観る者を魅了します! [sns]