ジョコビッチとフェデラーが準決勝で激突
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10日に行われた上海マスターズ男子シングルス準々決勝で、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、同ランク5位のダビド・フェレール(スペイン)を、6-4,6-2のストレートで下して準決勝に進出しました。 また、世界ランク3位のロジャー・フェデラー(スイス)は、同ランク30位のジュリアン・ベネトー(フランス)に7-6(4),6-0で勝利し、同じく準決勝に進出。 次戦は、今季のウィンブルドン決勝戦以来となる、ジョコビッチとフェデラーの対戦となりました。 新旧王者対決となった、注目のこの一戦を前に、2人のこれまでを簡単に振り返ります。過去の対戦成績はほぼ互角
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今季、2人は4度対戦して2勝2敗。うち3戦が、フルセットにもつれこむ大激戦となっています。 また、キャリア通算で見ても、フェデラーの18勝17敗と、対戦成績はほぼ互角です。鉄壁のジョコビッチに攻め入るフェデラー
フェデラーは、ジョコビッチの得意とする、長いストローク戦には付き合いたくないところ。 早いタイミングでの攻撃から、ネットに出る展開を狙います。 こちらは今季最初の対戦となった、ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権でのプレー。 ジョコビッチの安定感や展開力、フェデラーの1球で形勢を逆転する芸術的なテクニックなど、互いの長所を出し合った、超ハイレベルなポイントとなっています。Original:ATPWorldTour
フェデラーの記録を目指すジョコビッチ
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近年、フェデラーから王座を奪ったジョコビッチですが、キャリア通算タイトル数は、ジョコビッチが46に対して、フェデラーは80と倍近く。 年齢的にはジョコビッチが27歳、フェデラーが33歳と、6歳違いですが、まだまだ道のりは遠く、フェデラーの記録が桁外れであることが分かります。 今後、ジョコビッチが、フェデラーの大記録更新を狙っていく上で、直接対決には何としてでも勝利しておきたいところ。 新旧王者対決の行方に注目が集まります。 [sns]