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錦織がソックに敗れ、初戦で姿を消す
photo:Shinya Suzuki
8日に行われた上海マスターズ男子シングルス2回戦で、世界ランク6位の錦織圭が、同ランク60位のジャック・ソック(アメリカ)に、6(5)-7,4-6のストレートで敗れ、初戦で姿を消しました。
第1セット、ソックは190センチの長身から打ち下ろす強烈なサーブと、得意のフォアハンドで試合を優位に進めました。
ソックのファーストサーブの確率は、錦織が59%に対して80%を記録。錦織も食らいつきましたが、タイブレークでも攻めの姿勢を貫いたソックが、錦織から第1セットを先取しました。
迎えた第2セット、錦織はゲーム間にマッサージを要求するなど、自身の身体を気にすることが多くなります。第10ゲームで、ソックにこの試合初めてのブレイクを許し、そのままストレートでの敗退となりました。
先週の楽天ジャパン・オープンで、右のでん部を痛めた錦織。先々週のマレーシアオープンと、楽天ジャパン・オープンで2週連続優勝を果たしたものの、疲労と故障の回復状況が心配されていました。
錦織は今後、20日からのバレンシア・オープンと、27日からのBNPパリバ・マスターズへの出場を予定。
また、今季の獲得ポイントランキングで5位につける錦織は、このままいくと上位8人による、1月のツアーファイナルへの出場権利も有します。
ベネトーがディミトロフを撃破
photo:mirsasha
勝利したソックは3回戦で、今大会第10シードの世界ランク10位、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)を破った、同ランク30位のジュリアン・ベネトー(フランス)と対戦します。
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