ヒューイットが持つ脅威のボディバランス

20140922_hewitt_k6 photo:flickr

男子テニス界において、史上最年少の20歳8ヶ月で世界ランク1位となった、オーストラリアが誇る名選手、レイトン・ヒューイット

ヒューイットは強靭な足腰と、鍛え抜かれた体幹が生み出す、脅威のボディバランスをもって、どんなボールにも追いつき、バランスを崩すことなく、強烈なカウンターを放つことが出来ます!

今回は、そんなヒューイットのボディバランスがよく分かる、練習風景をご紹介します。

軸が全くブレないストローク

まずはストロークの練習から。

Tシャツに書かれた「覇気」の2文字も気になりますが…。

このどっしりとした下半身、そしてピンと伸びた背筋はさすが、素晴らしいですね!

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振られても全く姿勢が崩れません!

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動画はこちら。


Original:Essential Tennis – Lessons and Instruction for Passionate Players

どっしりと地に足ついたボレースマッシュ

続いて、ボレースマッシュの練習です。

ストローク同様、どっしりと地に足ついた、固いボレーをしています。壁みたいです。

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そしてどっしりとしつつも、細かく足を動かして微調整は欠かしません。

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動画はこちら。


Original:Essential Tennis – Lessons and Instruction for Passionate Players

ストローカーのイメージが強いヒューイットですが、実はネットプレーも非常に上手いんですよね。

実際に、ネットプレーが有効な芝のコートでは、ウィンブルドンを含めキャリア通算で8度もの優勝経験があり、ダブルスも2000年に全米オープン男子ダブルスを制覇、同年のウィンブルドン混合ダブルスでも準優勝を果たしています。

特に近年は、シングルスでもサーブ&ボレーや、ネットアプローチを積極的に使うようになった印象を受けます。

33歳となった今でも、進化を続けているヒューイット。この驚異的な足腰や体幹を見る限り、まだまだ現役での活躍に期待が高まります!