錦織は圧巻の試合運びで快勝
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24日に行われたマレーシアオープン男子シングルス2回戦で、世界ランク8位の錦織圭が、同ランク150位のレシーブ・ラム(アメリカ)に6-2,6-3のストレートで快勝し、準々決勝に進出しました。
錦織は今大会、第1シードでの出場のため、1回戦を免除。この試合が今大会の初戦で、準優勝を果たした全米オープン以来の試合となりました。
ラムは終始、得意のビッグサーブを活かして、サービスゲームでは果敢にサーブ&ボレーをトライ。錦織との打ち合いを避けます。
一方リターンゲームでは、じっくりと展開して錦織のミスを誘いますが、落ち着いて対処しながら要所でギアを上げた錦織が、ラムに一度もブレイクを許すことなく、ストレートで試合を決めました。
錦織の次戦は添田を破ったマトセビッチ
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錦織と同じく今大会の2回戦に臨んだ、世界ランク109位の添田豪でしたが、同ランク78位のマリンコ・マトセビッチ(オーストラリア)に、6(5)-7,4-6で惜敗。
勝利したマトセビッチは、準々決勝で錦織と対戦します。
マトセビッチは193センチの長身プレーヤーで、角度のあるサーブと、固いストロークが持ち味の選手。同じくストローク戦を好む錦織はマトセビッチと相性が良く、過去4戦して全て錦織が勝利しています。
自身のツアー6勝目を狙って、錦織がいよいよ上位ランカーとの対戦に突入します。