先に花開いたヒューイット

20140920_federerhewitt_k1 photo:Crackbillionair’s Blog

テニス界において数々の偉業を成し遂げ、プロテニス史上最高の選手と謳われる、ロジャー・フェデラー。しかしフェデラーの同世代には、一時代を築いたもう一人の天才選手がいました。

それが、オーストラリアの誇る最強ストローカー、レイトン・ヒューイットです。

ヒューイットは学年的にはフェデラーの1つ上ですが、同世代の選手として、ジュニア時代からフェデラーと比較され続けてきました。

そしてヒューイットは、史上最年少となる20歳8ヶ月で世界ランク1位を記録、2001年と2002年の2年連続で年間ランク1位の座に君臨し、フェデラーより先にテニス界で成功を収めました。

今回は、そんな同世代のライバルである2人が、2004年の全豪オープンで対戦した際に見せた、気迫のスーパープレーをご紹介します!

フェデラーの気迫溢れるプレー

これまでの過去の2人の対戦成績は、ヒューイットから7勝2敗。直近ではヒューイットが3連勝中で、フェデラーは先を走るヒューイットに、なかなか勝つことが出来ていませんでした。

そしてこの試合でも、ラリー戦で優位に立つのはヒューイット。テンポの良いストロークで、フェデラーを左右に振り回します!

しかしフェデラーにとっても、ヒューイットは絶対に超えたい存在!必死にボールに食らいつきます!

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それでもついに、ヒューイットにチャンスボールが!ここぞとばかりに強打してネットに出て行くヒューイットですが…。

最後の最後で、これまで防戦一方だったフェデラーが、意地のカウンターショット!!

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まさに気迫で粘り、ワンチャンスをモノにしたフェデラー。

この雄叫びです!!

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動画はこちら。


Original:zolbol

試合も、フェデラーがヒューイットから久しぶりの勝利を挙げました!

2人のその後

その後、フェデラーはヒューイットと入れ替わるようにして、瞬く間に世界の頂点まで登り詰めました。

この対戦を皮切りに、フェデラーはこれまで大敗していたヒューイットに、なんと15連勝を収めます!現在の対戦成績は、フェデラーの18勝9敗となっています。

フェデラーのライバルとしては、ラファエル・ナダルの名が上がることも多いですが、同世代で、幼い頃から互いに凌ぎを削り合ってきたヒューイットも、間違いなくフェデラー最大のライバルの一人なのです。